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平成28年第1回定例会(第3日) 名簿 開催日:2016年03月22日
平成28年第1回定例会(第3日) 本文 開催日:2016年03月22日

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  1. 宮若市議会 2016-03-22
    平成28年第1回定例会(第3日) 本文 開催日:2016年03月22日


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    2016年03月22日:平成28年第1回定例会(第3日) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  午前10時00分開議 ◯議長(島本 昌典君) 皆さん、おはようございます。本日の出席議員は18名で定足数に達しております。これより、平成28年第1回宮若市議会定例会を再開いたします。  それでは、会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布したとおりであります。よって、この議事日程に従って本日の会議を進めて参ります。       ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(島本 昌典君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、8番、安永議員、9番、茅野議員を指名いたします。       ────────────・────・────────────   日程第2.一般質問 ◯議長(島本 昌典君) 日程第2、一般質問を行います。  今回は、お手元の一般質問通告書のとおり、12名の議員から19件の通告があっております。したがって、この一般質問通告書の順により質問をお受けいたします。  なお、1日目をどこで終了するかについては、会議の推移を見ながら私のほうで判断し、会議に諮って決めたいと思いますので、よろしくご協力の程お願いいたします。  また、いつも申し上げておりますが、的確な質問と簡潔なる答弁をお願いいたします。  それでは、染矢議員の質問を一括してお受けいたします。14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君)〔登壇〕 おはようございます。14番、染矢です。  質問事項1点目、障害者支援について、質問要旨として、ヘルプカードの普及について。  質問事項2点目、図書館利用促進について、質問要旨は、読書通帳導入読書意欲を高める取り組みをお尋ねします。よろしくお願いします。 ◯議長(島本 昌典君) ただ今の質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。ただ今、染矢議員から2点にわたりましてご質問を頂いております。
     1点目につきまして、私のほうでご答弁をさせて頂きます。  まず、障害者支援について、ヘルプカード普及促進をどのように行っているかというご質問でございます。ご答弁を申し上げます。  ヘルプカードは、援助や配慮が必要であることが外見からはわからない方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなることを目的にしたカードでございます。  都道府県単位では、東京都に次いで、福岡県が2番目に作成いたしており、今年の1月に県下市町村に窓口配布の依頼があっているところでございます。  本市におきましても、障害者福祉係の窓口、ハートフル、パレット、リコリス、及び中央公民館に配架するとともに、市内の相談支援事業所にも配布し、周知を図っております。  今後につきましても、対象者への周知だけでなく、一人でも多くの市民の皆様にヘルプカードを認識してもらうよう、4月の広報紙への掲載を初め、ホームページ等で周知し、普及促進を図って参ります。  2点目につきましては、教育長のほうから答弁をして頂きます。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 教育長。 ◯教育長(中村 直史君)〔登壇〕 おはようございます。私のほうからは、図書館の利用促進について、読書通帳の導入で読書意欲を高める取り組みをというご質問に対して、ご答弁申し上げます。  自分の読書の記録を残すことは、読書習慣を身につけ、読書生活をより豊かにしていくために、大変意義のあることだと考えております。  ご質問の読書通帳は、銀行のATMのような専用端末に通帳を通すと、自分が読んだ本のタイトルや貸し出し日を記録できる仕組みで、読書意欲を高める効果的な方策の一つであると承知いたしております。  この読書通帳を導入するに当たりましては、記録を行うための機器の整備や、図書システムとの連携に相当の費用が必要となります。  また、読書通帳と類似した取り組みも他の自治体で行われておりますので、貸し出した本の記録を残す仕組みについて、今後、研究いたしたいと考えております。  なお、図書館におきましては、読書への意欲づけの契機となるよう、時々の話題に即した本の展示や広報「宮若生活」での新刊案内等、読書活動の充実を図るための取り組みを行っているところでございます。  今後も市民の皆様に、更に読書に対する興味を持って頂けるような事業展開を図って参りたいと考えております。  以上で、答弁を終わらせて頂きます。 ◯議長(島本 昌典君) 再質問をお受けいたします。14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) 私も、ヘルプカードについて少し調べさせてもらったんですけれども、知的障害者聴覚障害者や内部障害のある人が携帯するカードで、大きさは運転免許証程で、プラス(+)とハートマークの記号が縦に並ぶヘルプマークに「あなたの支援が必要です」とあり、緊急の連絡先や必要な支援の内容などが記されている大変便利なカードだと思います。  今から7年前、平成21年の春、東京都で街頭演説をしている都会議員に1人の婦人が声を掛けてきました。「私には、自閉症の障害がある子供がいます。この子供は、やがて一人で社会参加できるようになった時に、災害や事故に遭遇しても周囲の人が手を差し伸べてくれるような東京都をつくってほしい」という訴えがありました。  手には、その母達が手づくりで作成したヘルプカードが、そこには家族の連絡先や自閉症への支援方法などが詳細に書かれていました。  議員は、母親が望んでいることを理解し、早速、都内の状況を調査しましたが、ヘルプカードのような取り組みはほとんどなく、支援と必要としている人に行政の手が届いていないのが実態でありました。しかし、議員は、何度もヘルプカードの必要性を都民へのヘルプカード周知を訴え続け、平成24年の10月、誰もが一目でわかるような都内共通のヘルプカードが実現いたしました。  先程市長が言われましたけれども、都道府県で福岡県が2番目の導入ということで、宮若市もこの県内共通のヘルプカード導入ということで大変うれしいんですけれども、他の自治体でこのヘルプカードを使用しているところ、また運用実態についてお尋ねいたします。 ◯議長(島本 昌典君) 民生部次長◯民生部次長(灘波 千明君) 民生部次長です。近隣の自治体につきましては、中間市と直方市が福岡県に先立ちまして、ヘルプカードを作成し普及啓発を図っております。ほかの自治体のほうでは、ちょっとホームページのほうを確認いたしましたが、実施形態がございませんでしたので、今後、県が交付している分を作成を利用しまして、普及促進に取り組んでいくものと思われます。 ◯議長(島本 昌典君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) もう少し運用実態と結果、どういう実態か、もう少し詳しく聞きたいんですけれども。 ◯議長(島本 昌典君) 民生部次長◯民生部次長(灘波 千明君) 民生部次長です。ちょっとホームページ等で確認しただけですので、運用実態のほうはわかりませんが、各団体のほうに周知等を行っているということはお聞きしております。 ◯議長(島本 昌典君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) 先程市長からもありましたけれども、市としてこのヘルプカードを、どのようにもう少し普及させていこうか等のお考えでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 民生部次長◯民生部次長(灘波 千明君) 民生部次長です。ヘルプカードを障害とか必要な方がお持ちであるのも重要ですが、それが手助けを必要な人を、手助けしたい人がそれを活用することが重要だと思いますので、市民の皆様に周知、広報とかで、広報、ホームページ等を通じて周知していきたいと考えております。 ◯議長(島本 昌典君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) このヘルプカードは、障害者の方だけじゃなくて、高齢者とか、あと妊娠をしている方とかも利用されているところもあるということを聞きました。  また、このヘルプカードは、障害者特有の具体的な支援内容、緊急連絡など、あらかじめカードに記入するもので、本人が持ち歩くことで、緊急災害等周囲からスムーズな支援が可能となり、日常的な不安も取り除く効果があるということを書かれてました。  最後に、支援を必要とする人と、また支援を行う人を適切に結びつけて、障害者への理解を深めるためにこのヘルプカード普及促進は、欠かせないものだと思います。宮若市における障害のある人が、地域で安心して暮らせるヘルプカード普及促進をよろしくお願いいたします。  次に、読書通帳ですけれども、現在の図書館の利用状況についてお伺いします。  図書館が開館して、現在の利用はどのような状況でしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 社会教育課長です。図書館が開館いたしまして、現在の利用状況ということで、現在の貸し出し人数ということで、平成26年度につきましては4万4,000人程、今年度、平成27年度につきましては、2月末で、同じく4万人程の貸し出し人数となっています。  また、本の貸し出しの冊数につきましては、平成26年度が16万7,000冊程、また本年度は同じく2月末にはなりますけれども、2月末現在で15万4,000冊程の貸し出し冊数という状況でございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) その内、子供の利用数は、どれぐらいあるのでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) お答えいたします。  子供ということで、18歳未満ということで数字を上げさせて頂きます。  平成26年度での貸し出し人数は9,400人、平成27年度2月末では7,800人の貸し出し人数となっています。  また、同様に貸し出しの本の冊数につきましては、平成26年度で3万5,000冊程、平成27年度では、現在のところ2万9,000冊程の貸し出し冊数ということになっております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) 図書館の利用を促すために、図書館ではどのような取り組みを行っておられますか。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 現在、宮若市立図書館で、図書館の利用に関しまして、主に子供を対象とした事業では、図書司書、ボランティアによるおはなし会の実施をしたり、また児童生徒さんによる図書館の館の見学案内、また中学生の職場体験、高校生の職場体験、あと直接図書館に興味を持って頂けない方々に対しても、子どもまつりにあわせて図書館でのイベント事などをして実施をしております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) 図書館に来館できない市民の方や、図書に興味のない方に対してのどのような取り組みをされていますか。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 社会教育課長です。図書館に来館できない方々に対して、図書館のほうで色々考えて取り組みということで、その一つとして、本旅ということをしております。  本旅といいますのは、気軽に本に触れてもらえる機会を増やすために、本立ての中に本を入れまして、どなたでも自由に読んで頂けるような格好で、現在パレットと福丸のバス停のほうに、小さな本立てでございますけれども、そこに置かさして頂いております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) 図書館に読書意欲の低い方が来館できるような取り組みは、何かされていますか。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 繰り返しにはなりますけれども、図書館に興味を持って頂くために、例えばエントランスでのコンサートを行ったり、またお子さんを対象になりますけれども、図書館を中心として、リコリス子どもまつりということで色々イベントをやって、図書館に来て頂くようなきっかけづくりということで取り組みを行っております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) これからの少子化社会では、子育てに関してその重要さが高まってきていると思います。さまざまな本との出会いから豊かな心が育まれるものであります。子供達に読書の習慣を身につける一つのきっかけとして、読書通帳の導入は効果的ではないでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 議員ご指摘のとおり、子供読書活動を進めるに当たって、読書通帳の導入については、効果的なものであるということで教育長のほうも答弁いたしました。  しかしながら、現在、導入に当たっては、その通帳、ATMの機械に掛かる費用、また図書システムとの連携に掛かる費用等のその費用的な面の部分から、現在、即導入ということは考えてはおりません。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) 近年、活字離れが指摘されている中で、市民に読書を親しんでもらう取り組みの一つとして、読書通帳を導入する動きが各地に広がっています。通帳に自分の読んだ本の履歴が残ることで読書意欲が高まり、図書館の利用も倍になっているところもあります。  読書通帳には、記録の方法が異なる三つのタイプがあります。自書タイプ、利用者が自分で貸し出し記録読書通帳に書き込むのと。あとお薬手帳タイプ貸し出し記録が印字されたシールを読書通帳に張りつける。三つ目が、預金通帳タイプ、今、言われたように専用の機械で貸し出し記録読書通帳に印字する。  読書通帳タイプのように、機械等の導入費用を掛けなくても、自書式の通帳であれば導入可能ではないでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 社会教育課長です。議員おっしゃられるとおり、自書式のタイプということでは、導入費用を掛けなくても、自分ご自身で借りた本のタイトル等、自分で書き込んで自分で管理ができるという仕組みだと聞いております。  また、この読書通帳を実施している他の市町村の情報を収集いたしまして、この自書式についても、導入について検討していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) これからの社会を担っていく子供達にとって、読書の習慣を身につけることは、とても大切なことであり、またこの読書習慣を身につけることができるように、読書の環境づくりをお願いし、私の質問を終わらせて頂きます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) これにて、染矢議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(島本 昌典君) 次に、中尾議員の質問をお受けいたします。11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君)〔登壇〕 おはようございます。11番、中尾でございます。  私は、質問事項といたしまして、若宮地区の中学校、小学校の再編による通学手段のスクールバスについて、お伺いをいたします。  中学校につきましては、再編は終わっております。  質問要旨といたしまして、29年度より、再編でスクールバスを利用するということになっておりますが、今、スクールバスの進捗状況とどんなものでございましょうか。よろしくお願いいたします。 ◯議長(島本 昌典君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。教育長。 ◯教育長(中村 直史君)〔登壇〕 中尾議員からの、若宮地区の小学校再編による通学手段のスクールバスの進捗状況はというご質問に対しまして、ご答弁を申し上げます。  宮若西中学校区の小学校再編に伴います通学手段の確保につきましては、宮若市学校等整備計画において、安全な通学体制の確保と再編による通学の負担を軽減するため、スクールバスを運行するように計画をしております。  このスクールバスの運行につきましては、保護者や学校長で組織した宮若西中学校再編準備委員会におきまして協議を行い、実際に現地を確認しながら、運行路線と乗降場所の検討を行ってきたところです。  その結果、市で10台のマイクロバスを購入し、10路線で運行するよう計画いたしております。  今後は、この準備委員会で検討した内容をもとに、警察等の関係機関と協議を行い、運行路線や乗降場所を正式に決定して参ります。  以上で、答弁を終わらせてもらいます。 ◯議長(島本 昌典君) 再質問をお受けいたします。11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 議員の皆様には、特別委員会などでご承知のことと思いますが、復習のつもりで聞いて頂ければと思います。
     そこでお聞きをいたします。29年4月から西中校区の小学校5つ、若宮、吉川、山口、若宮西、笠松と5つございますが、児童数はどのくらいでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 学校教育課長◯学校教育課長(有田 勇二君) 学校教育課長です。平成29年度における児童数については把握できておりませんけれども、平成28年度の児童数で申し上げますと、約530名でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 中尾です。今、対象人数、児童数が530とおっしゃいましたが、これで、中で利用される児童の数は、どのくらいでございましょうか。スクールバスを。 ◯議長(島本 昌典君) 学校教育課長◯学校教育課長(有田 勇二君) スクールバスを利用される人数ということですが、約530名の児童の内、推計でありますが、300名弱の児童が利用するのではないかというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) このスクールバスを利用するに当たって、基準等はございますでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 学校教育課長◯学校教育課長(有田 勇二君) 基準ということですけれども、基本的に小中一貫教育校を中心に、1.5キロ以上の児童を対象にスクールバスの利用を考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) このスクールバスのそれぞれの路線の距離は、どの程度になるんでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 学校教育課長◯学校教育課長(有田 勇二君) 学校教育課長です。各小学校の保護者や学校長で組織しております宮若西中学校再編準備委員会において、運行経路や乗降場所の検討を行っておりますが、路線につきましては、先程教育長のほうで答弁させて頂きましたが、10路線を予定しております。  通学距離で、出発地点から学校までの一番距離の長いところで、笠松小学校の倉久・上有木ルートとなりまして、12.8キロの距離となります。残りのそれぞれのルートにつきましては、4キロ以上の距離となっているところでございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 中尾です。前の予算特別委員会でも、他の議員から質問をされましたんですが、このスクールバス購入に当たり、財源はどうなっていましょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 学校教育課長◯学校教育課長(有田 勇二君) 学校教育課長です。スクールバスの財源といたしましては、一つは、国庫補助金のへき地児童生徒援助費等補助金を活用することといたしております。  これは、1台当たり377万円を上限といたしまして、購入費の2分の1の額の補助となります。ただし、このへき地児童生徒援助費等補助金につきましては、通学距離が4キロ以上の児童の通学の用に供するために運行される車両を対象とされますことから、今回9台分の2分の1の額の3,105万円が国庫補助金の活用となります。  二つ目に、県の補助金の福岡県統合支援事業補助金で、これは、通学距離が4キロ以内の対象になることから、1台分の2分の1の額の345万円を活用することといたしております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 国・県から補助金を活用して、スクールバスを購入するということでありますれば、何かくくりが、それなりの制約というか、くくりがあると思いますんですが、そこでお伺いをいたします。学校行事としての社会見学とか、部活動などには利用できますんでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 学校教育課長◯学校教育課長(有田 勇二君) 学校教育課長です。学校教育の一環といたしまして活用は可能となります。ただし、補助金の趣旨から通学時間以外の時間帯に限るなど、通学の支障の出ないようにしなければならないようになっております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 今、学校教育の一環としては可能であろうというお答えでございますが、もうちょっと踏み込んで聞かせて頂きます。登下校時に、一般の方の利用はどうなんでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 学校教育課長◯学校教育課長(有田 勇二君) 学校教育課長です。一般の方の利用ということですが、国庫補助金を活用して購入したスクールバスの利用になる訳ですけれども、諸手続を行えば可能ではないかと考えております。  しかしながら、あくまでも児童等の通学が最優先されることとなります。教育委員会といたしましては、再編に伴います通学手段としてのスクールバスの運行を行うようにいたしておりますので、市民の方との混乗といいますか、は、現在予定はしておりません。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) それでは、登下校時ではなくて、運行以外の時に一般向けの活用はできますんでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 学校教育課長◯学校教育課長(有田 勇二君) 一般向けの活用につきましては、それぞれ調べましたところ、要件があるようでございます。その要件が幾つかある訳ですが、それを全て満たすこととなるようになっております。  まず一つ目に、スクールバスを利用する児童の登下校に支障のないこと。安全面で万全を期するように配慮されていること。交通機関のない地域等の住民に係る運行であること。市町村教育委員会が住民利用に供することを差し支えないと認められるものであること。また都道府県教育委員会が住民利用に供することを差し支えないと認めたものであることなどが、要件となっております。  先程も答弁を申し上げましたけれども、あくまでも通学手段としてのスクールバスの運行を委員会としては考えております。現段階では、空き時間等の市民向けの予定は考えておりません。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) わかりました。議員である私達は、特別委員会などで、スクールバスのことについては、それなりに理解しておりますが、理解して頂くべきは市民の方、例えば今インターネットで見てある市民の方、また来年になると300人の児童が対象となるとおっしゃいましたので、その保護者の方によくわかって頂かねばならないと私は思っておりますので、あえてこの質問をさせて頂きました。  これから先も、管理運行体制、それから路線、そういうのが今から決まっていくんであろうと思いますので、その都度、お知らせ願えればと思います。  以上で、私の質問を終わります。 ◯議長(島本 昌典君) これにて、中尾議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(島本 昌典君) 次に、萩本議員の質問をお受けいたします。12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君)〔登壇〕 おはようございます。12番、萩本でございます。私の質問につきましては、地域自治会組織の維持、存続についてお伺いをしたいと思います。  まず初めに、自治会組織につきましては、自主独立した組織でなくてはならないことは、私、十二分に承知をいたしておりますが、昨今、全国的に自治会加入率の低下、また自治会組織の活動休止、解散が問題となってきております。  本市におきましても、将来的に同様の課題、問題が生じる可能性が考えられますので、今後、行政として、今以上密接に自治会とかかわっていかねばならないか。またその取り組みはどのようなことが考えられるか。あわせて自治会への加入推進について、質問を申し上げます。ご答弁をよろしくお願いいたします。 ◯議長(島本 昌典君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、萩本議員から、地域自治会組織の維持、存続についてということで、ご質問を頂いております。順次、ご答弁を申し上げます。  まず1点目でございますけれども、今後、行政としてどのような取り組みが考えられるかということでございますが、自治会につきましては、それぞれの地域住民の交流、環境美化や防犯灯の設置、維持管理を初めとする地域課題への対応などの地域自治活動を行う組織であります。  本市の地域コミュニティ活動の中心となるものである訳でございますが、行政の取り組みといたしましては、自治会長会との連携によりまして、自治会活動の課題について情報共有を図ると共に、各自治会の円滑な運営のために、財政面での支援といたしまして地域自治振興助成金の交付を行っておりまして、今後も引き続き自治会活動の支援を行って参りたいと考えております。  2点目の自治会への加入促進についてでございますが、現在の自治会を取り巻く環境といたしましては、高齢化の進行と共に加入世帯が減少しておりまして、今後の継続的な活動について課題が生じております。  現在、自治会加入の取り組みといたしましては、本市の広報に加入促進の記事を掲載すると共に、自治会長会と共同で作成をいたしました加入促進チラシにつきまして、他の行政情報とあわせた転入者への配布、又は定住奨励金対象者等への配布を行っておるところであります。  今後も自治会長会等と協議を行いながら、効果的な自治会加入促進を進めて参りたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 再質問をお受けいたします。12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 12番、萩本です。今、市長のご答弁にございました、地域コミュニティ活動の中心となるべきが自治会であると。私も同じ認識でございます。たくさんの自治会の方には、本市を支えて頂いて日ごろありがたいというふうに思っております。  まず、この質問に先立ちまして、昨年の10月に、朝日新聞デジタルというアンケートの中で、かいつまんで申しますと、自治会町内会は必要か否かというものに対し、県別で分析がなされ、福岡県は、自治会町内会はどちらかといえば、必要ないというふうな県民性があるようでございます。  これは、都市部、また地方によっては、随分と意識の差があることだと感じておりますけれども、それをもとにご質問をさせて頂きます。  まず、宮若市内、自治会数、また加入率についてはどのような推移でございましょうか。 ◯議長(島本 昌典君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。市内の自治会数でございますが、現在、今、78自治会がございます。内訳としまして、旧宮田地区には52自治会、旧若宮地区には26自治会ございます。  それとあと、加入率につきましては、現在60パーセントが加入率でございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 加入率が60というのは、もうこれは当然世帯で加入されている訳ですから、40パーセントの掘り起こしというのが大変ご苦労かと思いますけれども、将来に向けて安定な自治会組織をつくるがためにも、汗を流して頂きたいというふうに感じます。  この78という自治会数ですけれども、本市全てをカバーしているのか、又は自治会組織自体がまだ設立されていない地域があるのか、わかればお教え下さい。 ◯議長(島本 昌典君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(大五 裕之君) 総合政策部次長です。自治会がまだ形成されていない地域ということでございますので、新たに造成されました団地、例えば梅ノ木団地とか美里ヶ丘、そういったところは、また自治会という形では、形成はされておりません。  しかしながら、その地域の組織といいますか、そういうものは形成をされているようで、地域で防犯灯の維持とか、或いは回覧板の配布とか、そういったことはされているという形での組織的なものはあるようでございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) そういったところへの、先程申しましたように、自主独立した組織である自治会でございますので、なかなか地域の方、お住まいの方が率先してということになろうかと思いますけれども、行政としてどのような働きかけを今からなされるようなお考えでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(大五 裕之君) 総合政策部次長です。そのような未形成への地域への働きかけということでございます。  先程議員からのお尋ねの中にも言葉がございましたように、あくまで地域の集団といいますか、一定の地域のお住まいの方でおつくりになるものになりますので、こちらから自治会として活動という形にはならないとは思いますけれども、ただ、色んな運営上でのご相談、そういったものが個別あれば、当然、私共は必要なアドバイスをさせて頂きながら、地域のそのコミュニティが崩壊しないように対応はして参りたいというふうに考えております。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 次長がおっしゃるとおりだと思います。なかなか自主独立した組織でございますので、働きかけ等々は難しい部分が多々あろうかと思います。  ただ、参考までに申し上げます。島根県に雲南市というまちがあります。行ったことはないんですけれども、概要は、人口が約4万人のまちで、これは全域が過疎指定を受けてあるまち、ご多分に漏れず人口減、少子高齢化が著しく、地域の崩壊の危機感から地域自主組織というものを自主的に立ち上げられております。  概要を言いますと、この組織は、PTAと連携をして小学校区単位で30の組織を立ち上げられて、活動とすれば地域の交流センターでスーパーを設けたり、公立幼稚園での預かり保育等を提案されて、それが実現したりということですね。  この地域自主組織というのは、既存の自治会と併存するような形である訳ですけれども、世帯単位で加入する自治会組織とは違って、個人一人一人が希望すれば対等の立場で加入することができる。運営は常設の事務局で行われる。最終的には自治会の役員の方、また自治会長さん等々の負担の軽減にも今つながってきているという、新しい形の地域コミュニティづくりを模索されているところがございます。  宮若、このまちにおきましても、今後、自治会またPTA、地域の消防団等他の団体との連携は、この自治会運営また維持についてお考えがあれば、今後どのような取り組みをされるか、お聞かせ下さい。 ◯議長(島本 昌典君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(大五 裕之君) 総合政策部次長です。今、島根県の雲南市の例を挙げられてご説明がありました。小学校区単位と自治会の更に一定の広い範囲での組織ということで、そこは世帯単位ではなしに、その地域の個人が参加資格でされていると。  私も雲南市のこと、少し記憶はありましたので、言わせて頂きましたら、組織としては、うちの地域担当制度と同じ趣旨のものではないかなというふうに理解をいたしております。地域は、少子化に伴う高齢化が進んでいって、自治会が一つの単位ではなかなか難しくなってくるという面がございますので、更に小学校区単位で広げて、お互いが補完し合いながら、地域として自立をしていくという趣旨であろうと思いますので、うちとしての地域担当制度と同種というふうに考えておりますので、うちも今、自治基本条例に基づいて制度を導入して、今、全域に広げることを目標として取り組みをいたしております。  当然、おっしゃるように、自治会を越えたものですから、あくまでやっぱり自治会というのがその地縁のものが中心にはなると思いますけども、所属するPTAとか、或いは老人会、地域によっては婦人団体もあるかもしれませんが、そういったものが一体となってその組織を運営していくと考えておりますので、うちも地域担当制度が順調に全地域でした折には、そういうステップも考えていいのかなと。多分ここでは、恐らく、そういったPTAとか、そういったとこの連携はとってあると思いますけども、組織的な面では、そういったステップを踏みながら、市としても対応をしていきたいというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 萩本です。市長の施政方針の中にも地域担当制度の導入、拡充ということがうたい込まれてございます。先程申し上げました雲南市さんの地域性等もございましょうから、事例を調査、検討された上で、本市が目指しております地域担当制度とあわせた形の本市独自の新しい形のコミュニティづくりに尽力を願いたいというふうに思います。  次に、お聞きいたします。今、自治会さんのほうからは、さまざまな要望が上がってきていると思います。特に多いと思われるのが、道路、水道、また農業施設等、土木関連の要望が上がってきておろうかと思いますけども、どのような内容の要望で、どのくらい年間、自治会さんのほうから上がってきてるか、お教え願いますか。 ◯議長(島本 昌典君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(山口  亨君) 土木建設課長です。萩本議員のご質問に対して答弁を申し上げます。  土木建設課に寄せられます要望につきましてでございます。市道、河川など、維持管理係が補完するもの、それと農業施設など、農業土木係で対応しております。
     要望件数としまして、維持係分といたしまして、平成25年度で206件、平成26年度で193件、平成27年2月現在で167件となっております。また、農業土木分としまして、平成25年度244件、平成26年度で249件、平成27年度2月現在で181件となっており、主な要望内容といたしましては、農業用水路の整備や農道補修などとなっております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 1日に1件とは言いませんけど、かなりの数で驚いております。  仮にこの自治会が休止をしたとすれば、この自治会さんが取りまとめて上げられるこの要望、またこの件数というのは、各個人の方から行政のほうへ上がってくるような形になろうかと思いますが、そのような場合、全ての要望に応えられるのか、業務が煩雑化するのではないかと思いますが、その辺の見識、見解というのは、どのようにお考えでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(山口  亨君) 土木建設課長です。今のご質問ですけども、個人からの要望に対する対応ということでよろしいですか。  個人からの要望に関しましては、自治会等からの要望と同様に、現地の内容の確認、それから内容の聞き取りを行い、緊急性や必要性を検討し、対応を行っているところでございます。自治会や要望者の方に対しては、自治会や農事、水利組合など報告をしていただくようにしております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 要は、今、78の自治会、この役員の方、また自治会を構成されてる自治会員の方から、要望をまとめた形で上がってくる、これが一番のベストの形だと私は思っております。自治会がなくなった場合の懸念というのが多々あろうかと思います。これまでに自治会で休止されたような例はありますでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。これまでに休止といいますか、まず解散した自治会が2つございます。これは雇用促進の宮田宿舎と桐野宿舎の廃止に伴いまして、自治会自体が廃止しております。  現在、休止しております自治会が2つございます。これは勝負尻と旭ケ丘の団地となっております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) この休止に至った原因・要因というものはどのようなものがございますでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。休止に至った理由と申しますか、要因につきましては、まず自治会の加入者の減少と、あと一番大きなものが役員のなり手がないというふうなことで休止になっているというふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) そうですね、加入者が減少するよりも、今、役員のなり手がないということが、この本市に限らず、各自治体さんが抱えられている課題だというふうに私も思っております。  今、申された休止された自治会で、困ったこと等々がもしこちらのほうに情報として入っておれば、お教え願いますか。 ◯議長(島本 昌典君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。休止になっております今、2つの自治会につきましては、市営住宅の自治会となっておりますので、市営住宅につきましては、また個別に住宅管理人さんという方がおられますんで、現在は市からの回覧等の回付等の依頼がありました時は、ここの管理人さんのほうに依頼を行って、回覧の回付等は行っております。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 今、お答えいただいた公営住宅でございます。公営住宅以外、ほかの地域で休止の状態が事前に把握されたような場合には、どのような対応を考えられていますか。 ◯議長(島本 昌典君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(大五 裕之君) 総合政策部次長です。幸いに、今のところ、市営住宅以外の地域で自治会活動を休止するということは発生をいたしておりませんけども、当然、休止をされようという理由とかをお伺いして、それを避けるための手段等をアドバイスしながら、一緒に休止にならないような対応をして参ることになると思います。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 次に、数年前から自治会ごとに設立をお願い申し上げております自主防災組織についてでございますけども、今現在の設置数、今後の推移等はどのように考えられてますでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。自主防災組織の関係でございますが、現在、設置につきましては、34自治会で設置がなされております。  今後の見込みということでございますが、この自主防災組織の設立に向けた取り組みにつきましては、平成23年度から取り組んでおります。取り組み当初は、25自治会、23年度だけで設立をお願いできた訳ですが、その後につきましては、各年度で2件から3件程度ということになっております。これもやはり各自治会の抱える問題が色々ある訳ですが、高齢化という部分、これがやはり非常に大きいのかなというふうには考えております。  組織につきましては、やはり共助のかなめという部分でございますので、今後も設立と、それから、その後の訓練の実施につきまして、私共のほうで進めて参りたいと考えております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) これは、平成29年度、100パーセント設置の目標を設定されて行われておる計画でございますけども、もし、もしかして、万が一、目標が達成できなかった場合にはどのような対応をとられるのか、お考えがあればお教え下さい。 ◯議長(島本 昌典君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。万が一ということでございますが、あくまでも目標ということで、目標は高く設置をさせていただいております。  現状としては、やはり100パーセントはなかなか厳しいとは考えておりますが、相手方があることでございますので、今後も引き続き、粘り強く設立に向けた取り組みをお願いして参りたいと考えております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) これは昨日、また本日と、西日本新聞のほうで自治会単位の自主防災組織について取り上げられております。九州の各県については、防災意識が低いと。福岡県については、食糧等の備蓄、これは全国で38番目にランクしてます。建物の耐震、また家具等の耐震に対する対応については、全国で35番目にランクしてるというふうに、非常に九州地域、福岡も含めてですけども、防災意識が低いということと、今、課長申された自主防災組織の6割が県内で訓練がされていないと。本市の場合は、防災のほうで取り組んでございましょうけども、今後はそういう訓練等についても、新たな設置とあわせて、こちらからのアドバイスが非常に重要になってくるんじゃないかと私は思っております。いざ事が起こった時に訓練をしておればというふうなことがないようにですね。  一つのこれご提案でございますけども、災害時に最も重要なのは避難だというふうに私は思っております。まず、逃げること。避難となると、これまた自治会単位なしには考えられないというふうな状況でございます。  県外の地域でございますけども、その自治会を支える小組合ごとに自主的に一時避難所を設けられています。そこにお住まいの世帯を自主避難可能な世帯、高齢や障害をお持ちの方で自主避難が不可能な世帯、そういう方々を介助して避難が可能な世帯、3つの色分けにして、地図を独自に作成をして、どの世帯がどの世帯を介助して一時避難所に向かうのかまで想定をした防災訓練というのを実施されてる地域もございます。  今後、自主防災組織については、なかなか設置が難しい自治体、これはよくわかります。地域性もございますし、年齢層もございます。また、自治会組織がまだ今、ご答弁あったように、立ち上がっていない地域、今現在、自主防が立ち上がっていても、なかなか機能が独自では難しい自治会等々への、今、申し上げた一時避難所への避難方法等々、アドバイスが今から必要になってこようかと思います。これが行政公助の立場からアドバイスをして、災害時避難に早急に結びつけていただくような市全体の体制づくりというふうに取り組んで頂きたい。これは要望でございますので、答弁は要りません。お願いをいたします。  続いて、先程出ました地域担当制の取り組みでございますけども、私共見ておりますと、なかなか進んでいないように感じます。今後の対応策等をお示し下さい。 ◯議長(島本 昌典君) ちょっと待って。ここで10分間休憩いたします。                  午前11時01分休憩       ………………………………………………………………………………                  午前11時11分再開 ◯議長(島本 昌典君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  萩本議員の質問に対する答弁を求めます。総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(大五 裕之君) 総合政策部次長です。  先程の答弁の中でも申し上げましたけども、地域担当制につきましては、自治基本条例に基づきまして、平成24年度から取り組みを始めております。早い時期に若宮ブロック、これは、自治会長会のブロック単位で取り組むというようにしておりますので、若宮ブロックと笠松ブロックについては取り組みを行っておりました。それ以外のところにつきましても、取り組みにつきまして地域に入っていってご説明をさせて頂いており、若宮の中ブロックについては、もう28年度からの実施のために、27年度、その計画づくりも行っておるところです。  ただ、旧宮田地区につきましては、ブロックの再編を26年度から行っておりますので、27年度から具体的なその説明に地域の、入らせて頂いて、地域担当制の説明をさせて頂いておりますので、とにかく全域への地域担当制の実施に向けて、また引き続き地域に入っていって、ご説明をさせて頂いて、取り組みを進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 先程から色んな、市全体を含めて「高齢化」という言葉が多々聞かれておりますけども、市内78ございます自治会の自治会長さん、また、副自治会長さん等の年齢層がわかれば、お教え願えますか。 ◯議長(島本 昌典君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。市内あります78自治会の自治会長さん、副会長さんの86名おられます。平均年齢は、今、68.3歳でございます。高齢の方は、最高齢の方が84歳の方、最年少の方で36歳の方が自治会長でおられます。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 36歳、こういう世代の方に、次世代、担って頂きたいと思います。また、84歳の方ですかね。本当に、ご苦労を掛けてるというふうに思います。  最後になります。ご要望等を申し上げて、締めたいと思いますけども、今、お聞きした、年齢とも相重なる部分があろうかと思いますけども、宮若市人口ビジョンというのが、今回、議会で配布されております。人口の将来展望に必要な調査分析という中で、今現在、60代の方が21.2パーセント、70代以上の方が8.3パーセント、これはアンケートに基づくものでございます。合計で、29.5パーセントの方が高齢を迎えられていると。  また、別項目の人口の現状分析につきましては、今後も、少子高齢化の傾向が続く見込みというふうに、もう出ております。それに加えて、平成40年には、35パーセントの方が高齢を迎えられると、色んな組織が高齢化の波をかぶってきております。  市長の施政方針にもございましたように、平成28年度から2か年を掛けて、平成30年度から10年間の第2次宮若市総合計画の策定をうたわれております。また、「地域が自立し、協働のまちづくり」という項目では、地域コミュニティーの形成においては、自治基本条例に基づく、先程ご説明頂いた、職員の方の地域担当制度の拡充ということも掲げられております。  10年前ですね、10数年前になりましょうか、第1次宮若市の総合計画策定時に実施された地域コミュニティーへの活動参加、また、事業に参加することを中心とした、柱とした意識調査をなされております。今回、第2次の総合計画策定におきましても、同様の内容を精査したアンケート調査等を行って頂いて、これから設置が始まろう、完了するであろう地域担当制度が十二分に、その時点から機能を発揮されて、今以上に地域の自治会さんとの関係を深めて、よきパートナーであり、行政がよりよきアドバイザーとして地域コミュニティーの発展に努める旨、総合計画に盛り込んで頂きたく、厚く要望を申し上げまして、私の一般質問を終了いたします。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) これにて、萩本議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(島本 昌典君) 次に、安永議員の質問を一括してお受けいたします。8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君)〔登壇〕 おはようございます。8番、安永です。私のほうから2点程、お願いいたします。  まず、1点目は、宮若市の情報公開条例につきまして開示請求の状況、そして非開示の件数とか理由です。開示・非開示につきまして、色々問題があろうと思いますけれども、そこをご質問いたします。  それから、もう一点は、若宮総合支所につきまして質問させて頂きます。  総合支所ということで、色々、市民の方々から聞く訳ですが、機能はどのような状況になっているのかということですね。それから、合併時からもう10年になる訳でございますが、状況がずっと変わってきております。その間の経緯、現状の問題点とか、ご質問をいたします。よろしくお願いいたします。 ◯議長(島本 昌典君) ただ今の質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、安永議員からのご質問につきましてご答弁申し上げます。  まず、大きな1点目でございますが、この情報公開条例の開示請求の状況でございます。過去3年間の開示請求の件数といたしましては、平成24年度が34件、25年度が62件、26年度が39件となっております。  2点目の非開示の件数とその理由でございますけれども、件数につきましては、平成24年度は非開示がなく、不存在が14件、25年度は不存在を含めた非開示が25件、平成26年度につきましては、不存在を含めた非開示7件となっております。  その理由といたしましては、請求の対象となる情報に個人情報が含まれていることや開示することにより、事務事業の適正な遂行に支障を及ぼす情報など、本条例第5条各号に列記されました適用除外情報に該当することにより、非開示といたしております。  3点目の、開示・非開示についての問題点についてでございますけれども、開示請求に対する決定につきましては、本条例に基づき、適切に事務処理を行っていることから、特段の問題はない、認識をいたしておるところでございます。  続きまして、若宮総合支所についてでございますが、まず、1点目の総合支所としての機能を果たしているかについてでございますけれども、若宮総合支所につきましては、平成27年度から総務部市民課、市民福祉グループの1課1グループ体制といたしまして、支所長以下10名の職員と窓口委託職員4名の計14名で、本庁との連絡調整に関すること、戸籍や住民基本台帳に関すること、税や国民健康保険・年金に関すること、高齢者・障害者等福祉に関すること、介護保険に関すること、また、水道や市営住宅、農業委員会等の取り次ぎ等の業務を行っておるところでございます。  2点目の合併時からの総合支所の状況と現在に至った経緯と現状の問題点についてでございますが、平成18年2月11日の合併の時点では、4課12係と教育委員会の3係で、合計55名の職員を配置をいたしておりましたが、農業振興部門、観光部門及び教育部の業務は平成19年度から、土木等の部門は平成22年度から、市役所本庁へ移し、平成23年4月の若宮コミュニティーセンターの供用開始から、市民課の1課にグループ支所長以下11名の職員と窓口委託職員3名の計14名の職員体制といたしまして、現在では、1課1グループ体制で、本庁各部門との連絡を密にとりながら業務を行っておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) 大方のところは答弁を頂きましたが、まず、情報公開のほうでございますが、非開示・開示がありますが、開示請求について、この内容ですが、どのようなものが多いか、色々あると思いますけど、今、わかる範囲、教えて頂きたいと思いますが。 ◯議長(島本 昌典君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。開示請求の内容についてのお尋ねでございますが、請求される内容としましては、市の工事発注に関することや自治会からの要望書に関すること、或いは、市が所有する財産に関すること、それから指名業者の格付に関することなど、多岐にわたる行政情報につきまして、請求がなされておるところでございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) そうでしょうね。色々な方面から多岐にわたっているということでしょう。  それで、開示請求があった場合、できるもの、それから、当然、色んなマル秘情報があると思いますけれども、できないものということがありますが、いわゆるこの非開示とする判断ですね、非開示とする判断、決定、これはどのように、誰が行っているのか、少し具体的にお願いいたします。 ◯議長(島本 昌典君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。開示・非開示の決定はどうやって行っているのかというご質問かと思いますが、基本的には、条例に定める実施機関、例えば、市長であるとか教育委員会、こういった部分でそれぞれ決定を行う訳ですが、実際の事務処理としましては、各所管課におきまして、開示請求の内容に応じて、適用除外情報が含まれていないかなどを精査しまして、決裁によってその意思決定を行う、開示・非開示の決定を行うという形になります。  適宜、情報公開につきましては、総括部署が総務課となっておりますので、総務と所管課と連絡調整を行いながら、判断が難しい事案等につきましては、判例や他の団体の審査会の答申事例、それから行政実例、或いは、顧問弁護士等の意見を仰ぎながら判断をしておるところでございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。
    ◯議員(8番 安永 友則君) そうですね。一般的には、今、言われましたように、所管課ですか、総務課のほうで協議されれば、ある程度のことは決定できるというふうに思う訳ですが、今、言われました、判断が非常に難しい事案とか、或いは判例、行政実例等、そういったものを参考にしなければならないというようなことですが、そういった部分については、どれぐらいあるかわかりますか。もし、今、わかれば教えて頂きたいが。 ◯議長(島本 昌典君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。個々に、所管等の協議の件数等々につきましては、記録をとってはおりませんが、顧問弁護士のほうに相談をした件数でございましたら把握をいたしております。  それについてですが、平成24年度で3件、平成25年度で4件、平成26年度で6件、それから平成27年度、まだ中途でございますが、3件ということで、顧問弁護士の意見をお伺いしております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) はい、わかりました。それで、非開示の理由というのがありますけれども、個人情報というのはわかりますけれども、それ以外で非開示の理由というのを、説明できれば、お願いいたします。 ◯議長(島本 昌典君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。非開示の部分に関しまして、個人情報以外でどんな情報があるかということかと思います。  個人情報以外では、法人等の情報、それから行政運営情報、捜査情報、国等関係情報、それから法令秘情報等がございます。個人情報以外の非開示の理由として多いものは、行政運営情報としまして、開示することで行政運営の適正な遂行に支障が生じるものであり、行政の権限に基づく指導、監査、調査や用地買収、損害賠償、損失補償等の事務における相手方との折衝、相談及び人事管理に係る事務で、公正な人事の確保に著しい支障を及ぼすもの等などがございます。こういった部分には、人事評価の評価結果等も含まれるという形になっております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) そうですね。色々情報がある訳でございましょうけれども、今、言われましたが、非開示の主なものということで言われました。行政運営に支障があるとか、行政機関の権限ですか、或いは人事の確保に支障があるという、そういったものだというふうに理解をいたしますが。  それで、先程から言っておりますけれども、判断が非常に難しいという中で、そういったものがあるという中で、いわゆる、この不服申し立てというのがある訳でございますが、そういうのが、その状況等教えて頂きたいのと、その後、個人情報保護審査会、いわゆる審査会というのがございます。そこへ諮問をされた状況、件数をお伺いいたします。 ◯議長(島本 昌典君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。非開示等の決定に対しての不服申し立ての件数でございますが、合併後の状況といたしましては、平成24年度に1件、それから平成25年度に4件、平成26年度に4件の合計9件となっております。  審査会への諮問の状況でございますが、先程申し上げました9件の内、平成25年度の事案につきまして2件、それから平成26年度の事案につきまして4件、審査会のほうに諮問をいたしております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) わかりました。申し立てが9件、全部でですか、今、25と。諮問が6件ということで、色々問題があるんでしょうね、やっぱり。半分以上は審査会への諮問ということですね。  もう一つ、ちょっと突っ込みたい訳ですが、この諮問をされた結果、答申の内容を少し聞きたい訳でございますが、示せるなら方針内容のその説明をお願いしたいと思いますが。 ◯議長(島本 昌典君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。諮問の結果ということでございますが、答申内容につきましては、諮問した全ての案件につきまして、市の決定が妥当だということで認められた状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) まあ、難しいでしょうね。それ以上はなかなか言えないところがあるとはわかりますけれども。慎重な審査会だと思う訳でございますが、会議の公開ですね。大体、行政関係、議会もそうですけれども、公開というのが大体、原則ということになっております。しかし、この審査会というのは問題がございましょうが、公開、これは、会議の公開はできるのか、できないのか。 ◯議長(島本 昌典君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。審査会の公開についてのお尋ねでございますが、この審査会におきましては、個人等のプライバシー等にかかわる内容を含むことが多いことから、規則におきまして、会議は非公開という形にいたしております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) そうでしょうね。規則なり、条例があると思いますけれども。しかし、この内容が色々あると思う訳ですが、その、どういった内容でも、どんなことでも一切公開はしないということになっとるのか、なってないのか。 ◯議長(島本 昌典君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。先程と重複いたしますが、規則において、もう会議は非公開というふうにしております。特別な場合は除くというような部分は、規程の中にございませんので、会議につきましては、非公開ということでございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) 大体わかりましたが、そうでしょうね。  それじゃあ、もう1、2点、ちょっと伺っておきたいと思います。  開示請求ということでも、色んな状況がある訳でございますが、たくさんの資料といいますか、大量の開示請求といいますか、見せてくれというのが、状況、そういう状況、要求される状況があるかと思いますが、そこら辺の状況をちょっと教えて下さい。 ◯議長(島本 昌典君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。開示請求に関しまして、複数年にわたっての開示請求であったり、事績の中にございます大量の行政情報について、開示請求を求められるということはございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) もう一つ、あるということでございますが、何年分とか、今、言われましたが、多岐にわたって、或いは各部署・部課にわたってということが。そうなれば、その職員さんの負担も色々あると思います。当然、増えてくると思いますけれども、今、言われましたように、そういう、多くの部署にまたがる、或いは何年分とかいうことになれば、事務の内容によりましょうけれども、何かもうちょっといい方法か何かないでしょうか。大体、そういった対応はどういうふうにされておりますか。 ◯議長(島本 昌典君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。複数年、或いは、この大量の行政情報の請求があった場合につきましては、できるだけ知りたい内容を明確にして頂くように、請求者の方にお話をしておりますけども、なかなかそれができない場合につきましては、請求に沿った情報につきまして、開示或いは非開示情報の精査を行っておるところでございます。当然、職員につきましても、それによって一定の時間をとられるということは出てこようかと思っております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) 大体、わかりましたけれども、もう終わりたいと思いますけれども、逆に開示請求者の側から見れば、部分開示といいますか、黒塗りで出されたり、或いは、請求したものが的確に出ていないと、もう少し出してほしいというような、このことが耳に入ってきますので、ちょっと質問をした訳でございますが、今、色々お話を聞きまして、開示請求というのは、先程答弁がございましたが、いわゆる国民の当然知る権利でございます。しかしながら、当時に、個人のプライバシーというのが非常に深くかかわってくる問題である訳です。ですから、先程から言いますように、開示・非開示というこの判断、非常に難しいところがあるんではないかと思います。そこら辺はわかる訳でございます。  そしてまた、大量請求というのがあれば、また、大変だと思いますけど、そこら辺は、もう少し、何か、事務処理の方法、何かよい方法を考えたらと、研究して頂いたらというふうに思います。答弁は要りませんが、しっかりした事務処理を努めて頂きたいと思います。  この件は終わりまして、次に、若宮総合支所につきまして、ご答弁を頂きたいと思いますが、市長から答弁を頂きました。それで、今、総合支所、今後は、どのような機構とか、或いは、組織にしていこうというふうに考えてあるのかということを尋ねていきたいと思いますけれども。  まず、今の総合支所、総合支所と言いながら、支所に行って、完結するといいますか、事務手続が全て終わるというようなことが非常に少なくなってきております。で、地域の方々から耳にすることでございますが、二度手間といいますか、支所に行って手続をしております。その途中で、あ、これはもう、ちょっと本所のほうに行って下さい。もう、ここではできませんというようなことがあるというようなこと。それから、もう最初から、これはもう本所に行って下さいと。ですから、支所に行って、またこちらのほうに来なければならないということですね。車のある方はいいでしょうが、年配の方、バスで来られることは大変なことなんで、こういった苦情がよくあります。  ほかにも色々ある訳でございますが、市長から答弁を頂きましたように、合併以降、現在に至るまで、機構組織、色々人員配置も変えてきておられます。しかし、現在の状況で、総合支所としての機能がなかなか果たせない部分があると思っておりますので、事務処理にしても、先程ちょっと言われましたけれども、多岐にわたっておる訳、非常に多い訳ですね。で、人員のことも言われました。だけど、今、職員は6人ですね。地域の方は、10人も10何人もおるじゃないかと言われますけれども、これは、臨時の人、それから雇用契約といいますか、職員さんが何人か、5、6人ですか、以上おられる訳でございます。この方達は、この事務内容が限られておる訳ですね。もう一定のことしかできません。それ以外のことはできない訳です。それから、雇用期間も短いし、事務内容が少し、中身に入ればもうわからないということになる訳でございますので。  そういった状況の中で、ちょっと一つ、お尋ねをいたしますが、まず、総合支所長、お願いいたしますが、先程、市長からも答弁がございました。いわゆる、市長の権限に基づく支所の事務分掌、今は例規にございますけれども、どれだけの事務処理があるのか、わかる範囲で結構ですが、教えて下さい。言って下さい。 ◯議長(島本 昌典君) 若宮総合支所長。 ◯若宮総合支所長(本田 克也君) 若宮総合支所長でございます。若宮総合支所の業務につきましては、宮若市支所設置条例施行規則の第2条別表に、本庁との連絡調整に関すること、戸籍住民基本台帳に関すること、印鑑の登録に関すること、税の収納、相談に関すること、国民健康保険に関すること、乳幼児重度身障者、ひとり親家庭等医療に関すること、児童手当、児童扶養手当及び特別児童扶養手当に関すること、障害者の福祉に関すること、介護保険に関すること、じんかい及びし尿処理に関すること等々、55項目にわたって規定をなされております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) そうですね。今の項目、言われましたけれども、ある程度、かいつまんで言われました。最後に、今、言われたように、55項目ある訳ですよね。これを見ますと、本所の仕事内容と余り変わりません。というのが、本所の一部分、いわゆる教育委員会とか、土木建設、ここら辺を除けば、ほとんど同じような事務処理がある訳です。今の状況、職員の状況でできる訳がなかなかない。ですから、色々な苦情が入ってくる訳ですね。  で、何回も質問いたしませんが、ひとつ、ここで総務部長或いは総合政策部長ですか、お答え頂きたい訳ですが、総合支所ですね、総合支所、この基本的なあり方、考え方、それから、こういった役割、簡潔に答えて下さい。 ◯議長(島本 昌典君) 総務部長。 ◯総務部長(山中 敏範君) 総務部長です。  まず、支所という位置づけでございます。この支所といいますのは、地方自治法の155条の規定に基づきまして、庁の権限に属する事務の一部、これを分掌させるという場合、市町村におきましては、支所又は出張所を置くことができるという規定になっております。また、同じ法の中の第2項では、この支所を設置する場合には、条例によって、その支所の名称、また位置、また管轄する区域を定めるとなっております。これを受けまして、合併協議の中で、宮若市支所設置条例を制定いたしまして、名称を「若宮総合支所」、位置を旧若宮町役場と同上、また管轄区域を旧若宮地区全域という定めを条例制定させて頂いております。  この支所の役割といいますのは、先程申し上げましたとおり、庁の権限に属する事務を分掌させるということでございますが、同じく合併協議の中で制定をいたしました宮若市の事務組織、これは、支所設置条例に基づきましてやっております、宮若市行政組織等再編計画、これによりまして、支所は平成23年度を目標といたしまして、地域イントラネット等を活用しながら、提供でき得る行政事務を提供していくという位置づけをさせて頂いておったところでございます。  その後、第1次総合計画にも、若宮地区におきまして、地域コミュニティーセンターの核とする施設を整備すると、これが現在のハートフルでございました。そういった中で、今の行政組織、1課1グループという中で提供でき得る組織の中で行政事務を提供をさせて頂いておるところでございます。  本庁との連携は、当然、必要にはなって参ります。密に、今後も連携をとらせながら、市民の方々への行政のサービスを提供していきたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) そうですね。そのように、是非、して頂きたい訳ですが、今、一部分、少し言われましたけれども、住民がわかりやすい、そして、全般にわたって事務をつかさどる行政機関ということで言われましたが。  それで、もう何回も聞きませんが、市長にお尋ねをいたしますが、今後、総合支所、組織、機構、今の人員配置、こういったことを我々の希望として、住民が非常に困っております。困らないように充実をして頂きたい訳です。人員をそろえればというか、人間が増えればいいということではないと思います。色んな方法があると思いますので、そこら辺を考えて頂きたいと。  それから、人口もだんだん、宮若市、減ってきておりますが、合併当時から、旧若宮は1万人ちょっとぐらい、前後ぐらい。今も、1万人は切っておりますけれども、余り変わっていないような状況でございます。ですから、当然、事務内容も整理していかなければならないと思いますけれども、今後、どういうふうにしていくのか、運営をしていくのか、或いは、今、考えてあること、今後、考えていくこと、あろうと思いますので、そこら辺のご答弁をお願いいたしたいと。何回も聞きませんので、よろしくお願いします。 ◯議長(島本 昌典君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。今の支所を充実していくのか、縮小していくのかということでお答えをさせて頂ければ、今の現状が、今、基本に考えていかざるを得ないだろうということで、やっぱり合併して、この本所、本庁まで行くのが非常に遠いというもの、地域性もありますし、支所は支所として、今の、先程も言いましたけれども、基準をもとにして存続させていくべきであろうというふうに思っておりますが。ただ、今から情報の伝達が、色んな、多岐にわたる、これ、一番多いのが、印鑑証明と住民票の発行でございまして、これもコンビニでとれるような、マイナンバー制度が確立されていきますと、そういう状況も明らかになる訳でございます。それはそれとして、今の現状を基本に、住民サービスが低下しないような形をとっていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) そうですね。是非とも、そういうふうにお願いをしたいと思います。  先程からお尋ねしましたように、事務内容もたくさん、色々ある訳です。そこら辺の整理も必要だと思います。  しかし、今、市長、言われましたように、地域の住民の方々に不利益にならないように、ひとつよろしく、今後の運営をお願いしたいと思います。  以上、終わります。 ◯議長(島本 昌典君) これにて、安永議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(島本 昌典君) 次に、弓削田議員の質問をお受けいたします。17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君)〔登壇〕 17番、弓削田でございます。大切な市民の血税、ひいては、国民の血税を市内の隅々まで浸透させ、かつ効率よく市民サービスを展開させる役割を担っております地方自治体でございます。しかし、最近、本市においては、入札不調や再入札、設計変更、追加工事など、さらなる不測の経費持ち出しなどの事案が見受けられ、市民が不利益をこうむった事案が後を絶たないというのが現状でございます。  また、先日のテレビで見させてもらいましたけれども、東京オリンピックですね、文科省が所管をしておりますが、予算の見直しや設計変更、この場に置いて聖火台がない、聖火台がつかない設計など、専門家がやっていれば、こんなことにならない、文科が仕切らず、国交とか、専門知識がある、有する省庁がすれば、こんなことにはなってないというふうな、コメンテーターがコメントをされておりました。全く私も同感であります。  私も、市民の代表として、また一市民として、このことを問題提起して、行政がさらなる健全な、風通しのいい行財政改革を断行され、効率のよい行政執行をなされるよう、後押しをしていきたいというふうに思っております。  そこで、質問事項の1点目、本市の行政運営について伺います。  要旨として、本市の各部で2部課以上にかかわる事業はどのくらいあるのかお尋ね申し上げます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、弓削田議員からのご質問にお答えをさせて頂きます。  行政運営について、各部で2部課以上に係る事業等、どれくらいあるかということでご質問頂いておりますが、行政運営全般におきまして、複数の部や課との連携が必要となる事業は多岐にわたっております。例えば、小中一貫校である若宮小学校と宮若西中学校の建設や光陵団地及び東部総合運動公園整備等のハード事業におきましては、関係する部や課での連携のもと、事業を進めておるところでございます。  また、ソフト事業といたしましては、各行政分野に関する基本計画の策定や昨年の10月に施行されました番号法に基づく制度運用に向けた、各課による内部組織の立ち上げなど、必要に応じて、各部・各課での連携を図りながら、事務事業の取り組みを進めておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) それでは、ここで昼食のため一旦休憩し、午後1時から再開いたします。                  午前11時52分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後1時00分再開 ◯議長(島本 昌典君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) 再質問させて頂きます。  今、市長から答弁を頂きましたけれども、連携がとれているということでしたが、なかなか僕は連携がとれていないようなものを感じております。少し具体的に聞かせてもらいますけれども、まず、ハード事業での連携のあり方についてですが、学校教育から社会教育、所管でございます。それから、所管外ですけど、まちづくり推進、聞かせてもらいますけれども、小中一貫教育校、東部総合運動公園、そして、光陵交流住宅団地など、それぞれの担当課は学校教育、社会教育、まちづくり推進課でございますけれども、建設や整備において連携を図れたのか、どうだったのか、お尋ねします。
    ◯議長(島本 昌典君) 学校教育課長◯学校教育課長(有田 勇二君) 学校教育課長です。  この小中一貫教育の整備事業につきましては、学校教育課が主管となっております。この整備事業につきましては、設計或いは建築工事全般におきまして建築都市課が連携の中心となって事業を進めているところでございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 社会教育課長です。  社会教育課でも同様に、東部総合運動公園の工事を進めるに当たりまして、産業建設部の土木建設課、下水道課、あとは、建築都市課等の連携を図って事業を進めております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  光陵の住宅団地の整備につきましては、土木建設課、下水道課、水道課との工程等の調整を図りながら連携を図り、整備を進めていっております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) 連携がとれてるということで、その連携されてる関係課は私も承知はしておりますけれども、じゃ、まちづくり推進課に聞きますが、課長を初め技術職員の方が配置されており、コンサルから設計書などのチェックはできてると思います。  それでは、済みません、まちづくり推進課じゃなくて教育委員会にお尋ねしますけれども、うちの中学校、それから社会教育の東部運動公園、技術的なチェックはきちっとしていただいたんでしょうか。お尋ねです。 ◯議長(島本 昌典君) 学校教育課長◯学校教育課長(有田 勇二君) 学校教育課長です。  学校教育課で管理しております施設にかかわる設計や工事の管理につきましては産業建設部へ委託しておりますので、受託した産業建設部の各課において設計書等のチェックもお願いいたしております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 社会教育課長です。  社会教育課で取り組んでいますものも同様に、技術的なチェック体制といたしましては、産業建設部の担当の方、担当の職員の方にお願いしているところでございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) 学校建設、小中一貫、うちの所管の係長、課長補佐がほとんど張りついた状態で、僕は建設課の職員が現場にいたっていうとこ、あんまり見てないんですよね。現場にいたということでございますけれども、どういうふうに指示したり設計に関与されたのか。  社会教育も同様、係員、それから、係長が現場におったのは知ってます。承知してます。でも、建設課から誰か来たかっていうと、あんまり見受けてないような気がするんですけれども、何れにしましても、小中一貫、多々ありましたよね。鉄骨の問題、パラペット等々、色々出たんですけども、そういうのっていうのは、担当係員しかいなかったんですけど、十分だったんですか。じゃ、何故ああいうことが起きたんでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 教育部長。 ◯教育部長(有吉 光彦君) 教育部長です。  今、議員からご指摘の、色々技術的な面でなかなかうまくいってない部分というか、調整が必要な部分が出てきた訳なんですが、基本的には、さっき両課長が申し上げましたように、それぞれの担当の産業建設部からお願いした担当職員のほうに、それぞれの小中一貫校におきましても、それから、東部総合運動公園におきましても定期的に工程管理を行っております、会議を。この中で、施工者、それから発注者である学校教育委員会、それから産業建設部の担当の技師に一緒に同席をしてもらって、事業の進捗などを含めてチェックをしてもらっている状況でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) その他、産業建設におられたOBがお二人、ついておられたんですけど、あした、あさって、竣工、引き渡しになっておりますけど、何とか引き渡しにはこぎつけそうですけど、やっぱりそれまでの間に多々ふぐあい等々があって工事が進まなかった。教育民生委員会としても、ちょっとこれはいかんっちゃないかって工事をとめたこともありますよね、実際問題。こういうような事態になるというのは、やっぱり専門外、もう部長もそうでしょうし、課長、総合職とはいえ、やっぱり専門外の部分で無理があったんじゃないのかな。もう現場の係長、課長補佐、大変でしたよね、本当に。僕ら同情しますよ。わからんのに一生懸命、もうやってました。部長も課長も去年かわられて、わからないのは無理はないというのがわかりますけれども、やっぱり任せっきりになっとったっていう部分についてはどうなのかな。やっぱりもっと連携図ってもらえれば、もう縦型になればもうわかる。専門に任せるほうがやっぱりいいのかなっていうふうな気がします。  社会教育、聞きます。今、舌間課長、おられますが、過去、東部運動公園、工事着工から何名課長かわられました。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 東部総合運動公園、着工が、平成22年から着工いたしました。それから3名の課長が引き継いで現在に至っております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) 当時の吉田課長、白土課長、舌間課長、3名だと思います。きちんと引き継ぎ等々はできてますか。工事の内容とかいうのについては熟知されてました。されてますか、現在においても。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 引き継ぎに関しましては、工事に係る主な内容について、その都度、前任の課長から引き継いで業務を行っております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) 委員会でも指摘があったこともあります。ちょっと舌間課長に聞きますけど、あれだけの規模の総合運動公園をやるに当たって、連携はとれているとはいえ、あんまり土木建設、産業建設部から職員が来て、指導、指示してもらってるという姿はあんまり見てないんですけれども、張りつけるやっぱ専門職というの必要だったとは思いませんか。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 確かに、議員ご指摘のとおり、技術的な部分につきましては、専門的な必要性を感じております。ただ、今、産業建設部のそれぞれに担当していただいて、極力現場のほう、施工業者、担当、社会教育との協議の中に加えていただいて、工事を進めて、連携を図りながら行っている状況にあります。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) ですよね。学校も公園も多分そうだと思います。それで、連携をとっていると言われました産業建設も、現在それぞれの担当する本来の事業を進めておられると思います。日ごろ産建は大きな事業もありますし、今ある既存の施設、例えば市営住宅とか、それの補修、所管での設計等はきっちりできてるというふうに思いますが、こういう社会教育とか学校ができてるとかいうところについては、やっぱり所管外というところでなかなかそこまで手を入れてないっていうのは現状じゃないかなというふうに思います。  そこで、今回の教育委員会や社会教育施設、総務で管理している周知の整備、いわゆる光陵住宅団地など、技術職員が配置されている産業建設部のほかに設計や監修などをお願いされているということで答弁頂きましたけれども、じゃ、産業建設にお尋ねしますが、そういった事案は合併後、どのくらい事案がありましたでしょうか。お尋ねです。 ◯議長(島本 昌典君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(山口  亨君) 土木建設課長です。  今、言われました、合併後、事案ということですけど、先程から他課の課長さんが言われてますように、業務委託等については委託契約と申しましょうか、済みません。実績をちょっと述べさせて頂きます。平成26年度におきましては、10件の業務委託等を受けているところでございます。また、平成27年度、これは、平成27年度におきましては、15件程度の業務委託を受けたところでございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) 結構あるんですね。各課ごとの委託っていうか、こんなにあるんとは思いませんでしたけど、正しい数字かどうかはもう一遍、また、後、確認していきたいと思いますが、もう一度、産建部にお尋ねしますけれども、来年の当初予算、残業が減少してるということで非常に努力されてることは感謝したいというふうに思いますけれども、本来の所管の事業を進めながら、こういった大型の事業や軽微な維持補修などの多くの仕事を受けられて、また、大きな事業では定期的な工程会議など、うちの学校教育もそうでしょう。時間を割くようになり、かなり勤務内の時間調整が必要となってくると思いますけれども、それがやっぱり本年度の直接の時間外につながってきたということで理解してよろしいんでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 産業建設部長。 ◯産業建設部長(吉村 和麿君) 産業建設部長です。  時間外に直接つながってくるんではないかというふうなお尋ねでございます。平成25年度、産業建設部のほうで委託を受けてるのが、建築都市、それから土木建設課、下水道課、この3課でございます。  ここの時間外でございますが、建築都市におきましては、25年度が586時間、それから、26につきましては493時間、それから、27年度の、途中でございますけど、304時間。  それから、土木建設課におきましては、25年度が2,728時間、それから、26年度が1,078時間、それから、27年度でございますが、現在のところ345時間っていうふうな形になっております。  それから、下水道におきましては、平成25年度が777時間、それから、26年度が714時間、それから、27年度、途中でございますが、531時間というふうな形で年々少なくなっております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) 努力はされてるのはよくわかりました。しかし、やっぱ自分とこの所管外での、そういうような時間外はやっぱり必要だというところについては、でも、やっぱり産業建設がしっかりそこは見てもらわんとやっぱいけん部分だろうと思いますし、残業をかけてどうのこうのっていうところもありますけれども、やっぱり鋭意努力されて、少ない時間で一緒になっていいものをつくるという部分については、本当に敬意を表したいというふうに思います。  しかし、例えば、学校の建設については、学校現場からの声の反映とかいうのが重要になりますし、教育委員会の役割も非常に大きいというふうに思います。しかし、学校建築や公園、住宅団地整備など一過性な事業については、その事業を進める間だけでも技術系の職員などを集めた専属的な集団、いわゆる、もう合同プロジェクト、そういったものが必要でないのかというふうに思いますが、総括される総務部長、どう思われるでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 総務部長。 ◯総務部長(山中 敏範君) 総務部長です。  確かに、議員がご質問なされます具体的な工事に入りますれば、事務系の職員より技術系の職員がウエートを占める部分は多々出て参るというのは判断いたしております。しかしながら、現行の職員体制の中で、専属的にそこを割けるのかという懸念もございます。今、それぞれの課長、部長等が答弁いたしましたように、どういう体制が一番効率的に行政運営ができるのか。これは常々検討はしていかなければならないと思いますが、現状では、今の連携を密にとらせたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) ちょっとここで管財課にお聞きしますけれども、合併後の入札不調、いわゆる不落や、公示後、取りやめた入札事案等々はどのくらい、合併後どのくらいありますか。 ◯議長(島本 昌典君) 管財課長。 ◯管財課長(長浜 裕一君) 管財課長です。  合併後のデータにつきましては、ちょっと今、手持ちございませんので、申し訳ありません。平成21年度、合併直後の関係、整理が未整理でございましたので、21年度以降の分でよろしいでしょうか。ご迷惑かけます。  21年から27年にかけての入札の不成立、まだ不落という感じで出てます案件、これにつきましては、建設工事、それから物品・役務、業務委託関係もございます。全てを合わせて69件ございます。その内の主な内容としましては、例えば、平成22年度、これは21年に災害があった訳なんですが、それに対する入札件数、相当増えております。それで、業者の方の技術者の関係、その他の者で、参加者の関係が、入札参加頂ける業者さん方が少なかった関係で不成立になった案件ございます。そういったところで、22年度で、約、その中の3割を占めておりますので、平均すると年間に6件程度ございます。  ちなみに、直近でございます。本年度、27年度におきましては、2件出ております。26年度で6件でございます。これも半数は物品・役務の関係になります。  それから、先程おっしゃられました公示後の取りやめでございます。これにつきましては、国、それから他の地方自治体では3件いたしておりますが、本市においては、この前、3月の入札公告の取り消しを行いましたが、それが初めてでございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) この部分についても、うちの小中一貫、部長、耳が痛いかもしれませんけど、ありましたよね。取りやめもこの前、数字が違うと、1桁違うということでしたですが、そういうことあったと。やっぱり横の連携の必要なとこだったんじゃないのかなっていうふうな気がします。  もう一度、管財課長、聞きますけれども、大型建築物や造成などがあっておりますけれども、入札行為を行う前に、担当課や専門家の意見はどの程度、意見交換をしているのか、調整はどうやってるのか、ちょっと具体的にお尋ねします。 ◯議長(島本 昌典君) 管財課長。 ◯管財課長(長浜 裕一君) 管財課長です。  私ども管財課に上がる段階において、各所管において、今、大型プロジェクトの例も挙げて頂きましたが、コンサル等を含めたところで設計に関する調整は終わってるというふうに私どもは判断しております。その段階で、そこまで整理した中で、あと、施工内容に応じた中のどういった業者に発注するか、それは管財課の業務になりますので、それ以前で、その段階では内容の確認は所管等させて頂きますが、大枠につきましては、もう前段で整理できてると私ども考えております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) ですよね。しようがないと思いますよね。もうできてるもんが来て、入札だけやってくれっていうふうな話になるんだろうと思いますけれども、やっぱり不落・不調とかいう入札の取りやめ等々起きると、やっぱり管財課何でっていうふうに言われるのは、もうおかしな話であるなというふうに思いますけど、こういうことが起きないようにするためには、長浜課長はどういうふうにあればいいなと思われますか。言いにくいかもしれませんけど、今後の風通しのいい、やっぱ行政運営をやっていく中で、ちょっとアドバイスもらえればと思います。アドバイスというか、課長のお考え聞きたいです。 ◯議長(島本 昌典君) 管財課長。 ◯管財課長(長浜 裕一君) 管財課長です。  どういった形で、今後、運営、こういった事例がなくなるかという、私の意見という話で求められましたので、基本的には問題点の共有化といいますか、何故、こういう問題が起きたか、それを共有すること、それに対して対応をどうするかというのがあると思います。今回の入札公告取り消しの件につきましても、所管のほうから内部協議等を重ねていくという話も伺ってますし、問題の、何故起きたか、どう対応するか、今後そういった問題を起こさないようにどうしたらいいか、そういったものの内部の再検討を関係所管交えたところで、その部署だけでなく、連携して行っていくべきではないかと僭越ながら思っております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) 課長、本当言いにくいとこ、本当ありがとうございます。僕もやっぱそう思うんです。やっぱり連携っていうのはやっぱり大事だというふうに思います。  ハードについては、これで質問を終了させてもらいますが、ここ10年、合併時の法定協の決め事での建築物、また、これは市長の肝いりであった学校建設、すばらしいものができておりますけれども、さまざまなこんなハード事業が行われていき、それらを限られた職員の方々、対応で、専属的な組織構築はなかなか難しかったというふうに僕も理解はしております。だからこそ、各部、各課の連携が十分に図れていけばよろしいかというふうに思います。  今後、これらの箱物の維持管理などに当たっては、相当の費用もかさんで参ります。例えば、製鉄所とか発電所など民間大手は、電力又は製鉄でありながら土木部とか建設部っていうのを配置して、本来の企業の目的と関連はしておりませんけれども、維持管理するためのプラントのメンテナンス等々を、専門部署をつくってプロジェクトでやってるというところは見習うべきところじゃないかというふうに私は思います。  決算でも、縦割り行政の弊害というふうにいつも指摘されているように、施設や設備の維持管理委託料など、今後、施設管理の一元化や集中管理する部署、各課の連携を調整するなど、組織改革を必要とする必要性があると思います。最後の、このハードについて、総務部長、今後どのように進め、今、さまざまな問題点をちょっと聞かせてもらいましたけれども、お聞きになってどういうふうにされていかれるのか、お聞きしたいと思います。 ◯議長(島本 昌典君) 総務部長。 ◯総務部長(山中 敏範君) 総務部長です。  先程もご答弁申し上げましたが、行政運営をいかに効率的に行っていくのかと、これが大きな着眼点だと思っております。今、議員がご質問の中で言われましたように、施設の設備等の管理等に関しましては、議会のご指摘も頂きまして、一定の統一性を持った、今、予算計上等をさせて頂くようにいたしております。施設も今後、老朽化すると、これの維持管理ということは、今後、十分把握はできる部分でございます。冒頭申し上げましたように、組織をいかに効率よく行政運営をやっていくか。この着眼点を持って、今後、必要に応じて、その状況、環境に応じまして、組織は検討はしていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。
    ◯議員(17番 弓削田 敬君) 是非よろしくお願いします。  それでは、ハードは終わりまして、ソフトのほうでちょっと聞かせてもらいます。  ソフトの連携で、国保を聞かせてもらいます。国保の運営、具体的な質問は、後程、先輩議員のほうからされると思いますので、各部、各課の連携について、また、ちょっとお尋ねしたいと思いますが、税収の的確な確保と医療費の増加を防ぐために健康事業、予防事業などを推進していくと、総務部長は繰り返し、今、答弁されていたのは記憶しております。先般、担当課長は、健康づくりの担当課とは連携していないというふうな答弁なされたというふうに記憶しておりますけれども、市民生活課長にお尋ねします。していなければ必要ない、担当課だけでやっても効果がないというふうな判断だったのでしょうか。お尋ねです。 ◯議長(島本 昌典君) 市民生活課長。 ◯市民生活課長(本田 光生君) 市民生活課長です。  先日、同様の質問に私が回答しておりましたが、説明不足でございまして、国民健康保険と健康対策係との、連携しての新規健康教室等の開催はできておりませんが、毎年、実施しております国民健康保険の特定健診と集団検診と、健康対策係が集団で実施しております年18回の健康診断、がん検診、その他の健診については、申し込みの段階から問診票の送付、健診当日の受け付け、健診結果についての結果説明会、また、特定健診受診後の保健指導については、常に係官で連携をとりながら実施をしております。特に、特定健診の健診受診結果において生活習慣病予防群の方々については、それぞれの係の保健師、管理栄養士がそれぞれ受診された方の情報を共有し、面接、電話面談を行っており、必要な健康管理を案内する等、重症化予防となっていると考えております。  また、平成23年度から実施しております健康ポイント事業については、運動教室への参加はもちろん、国民健康保険の特定健診、それから介護予防事業、社会教育事業等との連携をとりながら事業を実施しております。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) その結果、国保事業、国保会計にどのような効果がありました。 ◯議長(島本 昌典君) 市民生活課長。 ◯市民生活課長(本田 光生君) 市民生活課長です。  極端に大きな数字は出ておりませんが、例えば、透析患者の方で申しますと、平成23年度には30名いらっしゃった人工透析の患者の方が、今年度については、今現在で23人と、重症化になる方を抑えている効果はあると思っております。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) 効果はあったということですが、やっぱり一番大事なところっていうのは、僕も国保審議会に出向させてもらいよる時にお話をさせてもらったんですけれども、やっぱり高齢者の方、おじいちゃん、おばあちゃんが元気で生活してもらうということが一番大事じゃないのかなと。  前にも一般質問したんですけれども、四国のほうだったと思います。もう、おじいちゃん、おばあちゃんに集まってもらって笑って過ごしてもらったり、そういうふうなゲームをして、非常に高齢者の医療費の抑制になったということで、ある一定の効果はあったというふうに、今、全国展開、色々されてますんで、課長も卒業間近ということではございますけれども、次の課長にしっかりその辺は伝えてもらって国保の赤字を抑制していく、その一助となるように頑張って頂きたいというふうに思います。  続きます。子供達の健全育成や保護者の就労支援に欠かせない放課後児童、いわゆる学童保育でございますけれども、民生部次長にお尋ねします。民生部と、これ、次長、やっぱり教育委員会もおられたし、今、民生部の次長なんでお尋ねします。民生部と教育委員会、双方に実態を聞かせてもらいます。ですから、これはもう、次長お一人でよろしいかと思いますが、どうでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 民生部次長◯民生部次長(灘波 千明君) 民生部次長です。  教育委員会と民生部におきましては、子供、母子家庭とか障害を持つ子供、色んな子供がかかわっております。学童とかもありますし、色んな面で協力して、連携して事業を行っております。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) 具体的には、どういうふうな連携事業をやってますでしょうか。例えば、今、学童保育は社協に委託して運営してもらってますし、今、このごろ学校教育のほうで放課後児童の、またお勉強というふうなものもやってると思いますけれども、同じようなものを別の課が担当してやっておられるというふうに思います。具体的にどういうふうに連携をとられておられますでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 民生部長。 ◯民生部長(山本 和久君) 民生部長です。  学童保育を例にとってみますと、議員おっしゃられましたように、実際の運営は社協に委託をして、自主的に社協のほうで指導員等を配置していただいて適切な運営ができてるものと考えております。そしてまた、一方で、教育委員会のほうといたしましては、学童保育を実施するに当たりましての施設面で教育委員会のほうの連携をしていきながら、学童保育の運営はできておるものというふうに私ども考えております。具体的には、学童保育も対象児童がふえつつありますし、概ね10歳以上ということで対象範囲も広がってきておりますので、そういう面から言いますれば、施設も十分有効活用に努めていく必要がありますし、受け入れた子供に関しては指導員の配置も必要でありますし、そういうことから社協と教育委員会と民生部、三者で十分連携をとりながら協議を進めておるところでございます。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) この部分は非常に連携がとれてるというふうに私も感じておりますけれども、やっぱり学校施設の利活用等々については、予算審査特別委員会の分科会の中でも色々指摘もさせてもらいました。これがいいのか悪いのかっていうところ、あったと思います。そういった意味で、その部分が、例えば学校教育から見る立場と民生部からお願いする部分とはやっぱり思いが違うと思うんです。今後の本市の進んでいく中で有効なのか無駄なのかというふうなところについては、ちょっと考えるところもありました。更に、連携を深めてもらう必要があると思います。  そこで、もう一度お尋ねいたしますが、特別支援を担当します学校教育、それと、やっぱりこれには健康増進、それから、民生部の障害者福祉と、課が違いますけれども連携があると思いますけれども、この部分では連携どうでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 民生部次長◯民生部次長(灘波 千明君) 民生部次長です。  健康対策係のほうにおきまして行っております乳幼児健診や発達相談で就学前のお子さんの情報を持ってますが、その情報につきましては、幼稚園に上がる時とか就学時に学校教育課のほうと連携とって情報を提供しております。また、幼稚園におきます幼稚園訪問とかに、うちのほうの保健師とかと回りまして、この子にはこういう、何ですか、こういうふうに接したらいいですよとかいうような情報を提供させていただいております。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) 教育部長、これで十分、今、民生部次長が言われましたけれども、十分にできてます。 ◯議長(島本 昌典君) 教育部長。 ◯教育部長(有吉 光彦君) 教育部長です。  民生部との連携事業、これは今後、障害児を含めて特別支援の子供さんについても、今後、教育委員会と民生部、お互いにそれぞれの事業、オピニオンを持っておりますので、それをうまいぐあいに連携しながら、今後もより進めていきたいというふうに考えております。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) 次に行きます。マイナンバーです。導入されたマイナンバー制度の内部組織というものはどのようなもので、具体的にどのようなことで連携を図る必要から組織されたのか。これは総務課長にお尋ねします。 ◯議長(島本 昌典君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。  マイナンバーに関してのお尋ねでございますが、この制度につきましては、総務課が所管となって進めて参っております。この制度が行政事務に及ぼす影響が多岐にわたるということから、円滑な制度導入を行うために、マイナンバーを取り扱う業務を行う担当部署7課13係によりまして内部組織を立ち上げております。この組織においては、当然、国から来る情報の共有であったりとか、或いは大きなものとしましては、データのクレンジング作業というのがございます。これ行政が持っておりますそれぞれのデータの重複や誤記、こういった部分について修正を行うという作業がございました。これを行うことによって他の業務への影響等が想定されるということから、関係部署での調整を行った上でその洗い出しを行い、修正や削除を行ったという部分がございます。こういった理由から組織の立ち上げの必要性があったということでございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) 例えば、今、決まっているので蒸し返すつもりもございませんけれども、例えば空き家問題の時のように、どこが担当するのかとか、そこから始まって、問題、課題の場合は、どこがそういうものを調整する、どこがするのかというとこはどういうふうな感じでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 総務部長。 ◯総務部長(山中 敏範君) 総務部長です。  例えば、行政運営上、さまざまな課題、問題、市民の方から投げかけられる問題等も発生してくる訳でございます。そういった時には、窓口的にその業務をやってるところが総務なり総合政策なり関係所管なりにその問題を投げかけてくると。総務のほうは電話でそれぞれの、今、言われるような課題がぽんと入ってくる場合もあります。当然、各部長、課長、関係すると思われる課が協議をいたしまして、それを主に対応する所管を決めていくというような今、体制づくりをやっております。何れにいたしましても、課題等が発生した場合は、それを解決しなければなりませんので、そういった部分で庁舎内での連携を十分図っていっておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 17番、弓削田議員。 ◯議員(17番 弓削田 敬君) もうこれで終わりますが、ハード事業の推進も、ソフト事業の推進も、役所の各部、各課が行う事務や事業の全ての目的は何なのか。私は、市役所で行う全ての事業は市民の方の福祉の向上のためで行うものであるというふうに思っております。受け持つ事務の内容で部や課に組織が分かれてはおりますけれども、目的は一つであろうというふうに思っております。  当然、職員の方も分かれていることと思いますが、今、質問させて頂きました、さまざまな連携はされているということはわかりましたけれども、更に連携を密にしてされてもらわないといけないというふうなところも課題だというふうに思っております。課題に応じて役所の全体の連携、部と部、課と課の連携に対しても今後も維持されて、総務部長、言われましたように、更に強い連携をもって頂きたいと。色んな事業で、各部署内部で連携をされて取り組みをなされているということは、先程申しましたように理解はしておりますけども、今後更に連携を強めて頂き、よりよい市民サービスが提供されることをお願いしたいというふうに思います。  例えば、本所と支所の連携、国保関係では民生部の健康づくり事業だけでなく、社会教育のスポーツフェスタやハートフルで委託して実施している健康教室、地域商業の活性化、振興に向けて総合政策の定住と産業建設部の商工部の連携、空き家の店舗の利活用、それから、税の滞納対策を行う税務収納課とその他の料金、使用料など、各所管で行う滞納対策での連携、子供の教育に関して、今現在、新聞等でよくニュースとなる子供の貧困問題に対する教育委員会と民生部の連携、経費の面なく、子供達がよりよく本に触れられるようリコリスと学校の図書館との連携などなど、各課が少し視点を変えれば、ほかの課との事業と連携することで効果的な行政運営が期待されるというふうに思います。  以上、実施するのは問題解決に必要となる項目でございますけれども、不可能ではない、是非頑張ってすばらしい宮若市をつくって頂くようお願い申し上げます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) これにて弓削田議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(島本 昌典君) 次に、吉野議員の質問をお受けいたします。10番、吉野議員。 ◯議員(10番 吉野 英史君)〔登壇〕 10番、吉野でございます。今回、私は、当面します若宮小学校跡地の利活用についてお尋ねをいたします。  質問要旨といたしましては、歴史資料館の候補地としては如何なものかといった点について伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◯議長(島本 昌典君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。教育長。 ◯教育長(中村 直史君)〔登壇〕 吉野議員からの若宮小学校跡地を歴史資料館の候補地としてはどうかというご質問に対してご答弁を申し上げます。  若宮小学校につきましては、本年4月より宮若西中学校とともに小中一貫校として新しい校舎に移転をいたしますが、平成29年4月には、宮若市学校等整備計画に基づき、若宮小学校を含めた宮若西中学校区の小学校を再編するようにいたしております。それぞれの小学校跡地の利活用につきましては、学校等整備計画に基づき、地域住民の意向を十分に伺いながら、協議、検討を重ねていき、全市的な視野と幅広い視点から時代のニーズに合った有効活用を図ることといたしております。  このようなことから、全ての小中学校跡地の利活用につきましては、庁内に学校跡地検討委員会のような組織を設け、全庁的に検討して参りたいと考えておりますが、今のところ、若宮小学校跡地につきましては、歴史資料館としての活用は考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 再質問をお受けいたします。10番、吉野議員。 ◯議員(10番 吉野 英史君) 質問することがなくなりましたけれども、改めて伺いますが、もう、すぐ再編が始まる訳ですけれども、若宮小学校におきましては。具体的な検討というか、そういったものはないんですか、今現在。改めて伺います。 ◯議長(島本 昌典君) 学校教育課長◯学校教育課長(有田 勇二君) 具体的な若宮小学校の跡地についての検討というか、考えはないのかということなんですが、一応、先程、教育長も答弁されましたが、若宮小学校の跡地につきましては、現在、具体的な跡地利用の計画はございませんけども、先程、教育長の答弁でも、重複いたしますが、小学校跡地の活用については、学校等整備計画に基づきまして、地域住民の意向を十分聞きながら、全市的な視野と幅広い視点から有効活用を図ることといたしております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 10番、吉野議員。 ◯議員(10番 吉野 英史君) 細部に質問します。  市制施行10周年記念事業として、昨年の11月に若宮八幡宮三十六歌仙絵の里帰り展示がございました。若宮ハートフルでございましたけれども、多くの方が見学にお見えになって、この若宮八幡宮三十六歌仙絵など指定文化財が若宮小学校跡地に展示すれば、若宮八幡宮とも近距離、近くにもございますし、その地域がにぎやかになるのではないかというふうに考える訳ですが、そこで、本市の文化財について、ほかに色んなものあるんだったら教えて下さい。質問でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 社会教育課長です。本市の文化財ということでお尋ねなられたかと思います。まず、文化財については、有形の文化財、仏像や絵画など有形の文化財、踊りや歌などの無形の文化財がございます。その中で特に大切に保護する、守っていかなければならないものを指定させて頂いて指定文化財ということにしております。  その中で、本市に、宮若市内の指定文化財としては、国指定の竹原古墳が1基、あと、県指定の文化財ということで木造如来型坐像等の仏像関係で8件、あと、市指定の文化財ということで15件程の指定をさせて頂いて、都合24件、指定文化財ということで、守るべき文化財という件数にはなっております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 10番、吉野議員。 ◯議員(10番 吉野 英史君) 本市には、多くの文化、仏像や、その他、竹原古墳ですか、又、形のないようなお祭りといいますか、指定文化財もあるようなことがお伝え頂きました。  では、本市では、このような文化財に対して、今日までどのような取り組み、管理をなされてきたのかという点でお尋ねをしたいと思います。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 社会教育課長です。本市合併いたしまして、まず文化財に取り組む方向性ということで、文化財保護計画というのを平成21年度に計画をつくりまして、まず、装飾古墳である竹原古墳、又、県指定の損ケ熊古墳の整備について、未着手の部分について、損ケ熊古墳については一部保存措置をし、竹原古墳については、現在、現在の状況を未来に伝えるために保存整備計画をつくりながら進めているとこでございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 10番、吉野議員。 ◯議員(10番 吉野 英史君) 余りわからんのですが、竹原古墳や損ケ熊古墳ですかね、の整備についてはわかりましたけど、是非その取り組みについても、もちろん市で管理するように積極的に進めて頂きたいと思う訳ですが、竹原古墳以外にも本市にはたくさんの文化財がございます。これら文化財を市民の財産として資料館で改めて展示すべきではないですかと、私は思う訳です。  展示品からは、郷土の歴史や、そういったものを身近に感じ、郷土への愛着にもつながっていくのではないでしょうか。学校施設等を大規模改造して、現在の若宮小学校ですよ、大規模改修して歴史資料館にした例が、ほかにそういった例が見られないでしょうか。よその他の事例といいますか、ありませんでしょうかね。 ◯議長(島本 昌典君) 社会教育課長◯社会教育課長(舌間  悟君) 社会教育課長です。歴史資料館等の学校跡地の利活用ということで、現在、近隣では福智町が埋蔵文化財センターということで、跡地利用しているということを聞いております。  又、この埋蔵文化財センターというのは、主に発掘による出土品、土器等の出土品を管理するということで、温湿度の管理等がないような施設ではございますけども、現在、歴史資料館ではありませんけども、近隣の町では、埋蔵文化財センターという位置づけでしている事例が近隣ではございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 10番、吉野議員。 ◯議員(10番 吉野 英史君) 余りお答えが的確にございませんので、私、今回、この質問いたしましたのは、ご承知のように若宮小学校は、他の小学校も重要な拠点でございましたけれども、旧若宮町があったとするならば、中心拠点といいますかね、中心的な地域だったんですよね。それが、統廃合とともに何かほかの施設に変わっていく、人が寄っていかないといいますか、人が寄りつけないような施設であってほしくない訳ですよ。あくまでもあそこは、我々はいまだに中心的な地域というふうに、いまだに捉えております。  ですから、改めて、色々市が方針を出される前に、何か方針があればお聞きしたいと思いましたし、私のほうからも、そういった資料館などの皆さんが集まれるような、しかも、資料館のみならず、人が集まれる複合的なものであってもいいかなというような思いがございましたので、短い質問ではございましたが、是非そういった複合的なものも考えながら、既成概念にとらわれることなく、あの施設を有効活用、利活用を是非お願いをいたしまして、短い質問でございましたが、終わります。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) これにて吉野議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(島本 昌典君) ここで10分間休憩いたします。                  午後1時52分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後2時02分再開 ◯議長(島本 昌典君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、神谷議員の質問を一括してお受けいたします。7番、神谷議員。
    ◯議員(7番 神谷喜久雄君)〔登壇〕 7番、神谷です。急に気温が上昇して、皆さん、大変お疲れしてあると思いますが、もうしばらくおつき合いをして頂きたいと思います。  今回も、私が質問を申し上げている内容等も、行政の各所管の方々は、パフォーマンスという感じで、受けとめられているように感じた10年でありました。  私も、宮若市の一人の市民の代表として、今回、質問をいたしますが、各所管の方々の実行・実現に向けたご答弁を常にお願いを申し上げ、質問を申し上げましたが、結果は、実行・実現が受けとめられない質問だったのかと常に反省をし、今回も、質問事項質問要旨に従い、質問を行わせて頂きます。心ある実行・実現に向けたご答弁をお受けしたいと考えておる次第でございます。  質問事項といたしましては、市有地の管理状況について伺います。  要旨といたしましては、市道、歩道等の管理体制について、2点目は、遊休土地の活用方針、今後の管理状況について、これは施政方針の中にもうたってありましたので、お聞きをさせて頂きます。  2点目の質問事項といたしましては、施政方針、個性豊かな快適な生活のまちづくりについて、主に、市営住宅長寿命化計画についてお聞きをさせて頂きます。よろしくお願いします。 ◯議長(島本 昌典君) ただ今の質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、神谷議員からのご質問に対しまして、順次ご答弁を申し上げます。  まず1点目の市道、歩道等の管理体制についてでございますけれども、管理体制につきましては、市内全域の市道等に対しまして、道路パトロールを基本といたしまして、職員の公用車の運転中や通勤時に危険箇所を発見した場合、土木建設課へ情報提供するように、周知をいたしておるところでございます。  また、地元自治会からの要望の中で、緊急性の高い箇所につきましては、職員による応急的な補修を初め、委託業者による整備や維持工事等で対応をいたしておるところでございます。  2点目の遊休土地の活用、或いは今後の管理状況でございますけれども、公共用地として利活用計画がない遊休市有地につきましては、それぞれの土地の面積や形状、立地条件等を考慮して、売却、貸し付け等による有効利活用を図ることといたしております。それまでの間につきましては、各土地の状況に応じた管理を行っておるところでございます。  続きまして、市営住宅の長寿命化計画についてでございますけれども、市営住宅の長寿命化計画につきましては、国の指定策定指針に基づき、市営住宅の予防保全的な観点から修繕や改善の計画を定め、長寿命化による更新コストの削減と事業量の平準化を図ることを目的に、計画期間を10年間とし、平成24年3月に策定をいたしております。  本計画につきましては、市営住宅の供給目標を1,000戸程度と定め、維持管理団地と建てかえ団地の選定を行い、維持管理団地につきましては、市営住宅の長寿命化を促進するため、国の交付金を活用し、計画的な改修を実施しており、建てかえ対象とする団地につきましては、入居の募集を停止し、用途廃止による戸数の減少を図っております。  平成28年度予算につきましては、維持管理団地の位置づけをしています陽の浦団地の外壁改修工事、新成団地の外壁調査費を計上させて頂いておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 再質問をお受けいたします。7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) 全体的なご答弁をお受けすることができました。ありがとうございます。何点か質問を申し上げさせて頂きたいと思います。  また、その際、失礼な言葉等を申し上げることがあると思いますが、ご理解をして頂き、受けとめたご答弁をして頂きたいと思います。  1点目の市道、歩道の管理体制についてでございますが、本市も、多くの市道、歩道の管理、それからインフラ整備に、まだまだ努めなくてはいけない状況の市道、歩道であるというふうに感じております。  今回、質問を申し上げるのは、主な質問は、トヨタ九州周辺市道、歩道の状況について重点的に質問を申し上げます。最初から、一点一点、多くの質問を申し上げます。よろしくお願いを申し上げます。  1点目、トヨタ九州周辺の歩道に、樹木といいますか街路樹等が多く移植をされております。年間について、赤木大谷線、トヨタ九州周辺の歩道の草刈り、剪定の管理費は、年間予算額は幾ら掛かっているのか。  2点目、歩道上の樹木は、工場周辺の緑地の面積の範囲に入っているのか。  とりあえず3点目、街路樹の根などが歩道面を膨れかしています。そしてまた、縁石等も浮き上がっておる状況でございます。本市は、今後も同じような考え方にて管理を行われるか、とりあえず3点。 ◯議長(島本 昌典君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(山口  亨君) 土木建設課長です。今、神谷議員のお尋ねにありました、トヨタ周辺の樹木の維持管理等について、どれぐらいの費用が掛かっているのかということでございます。  宮田団地道路周辺の樹木に関する維持管理費でございますが、樹木の維持管理につきましては、1点目が、枝打ち等を行っております。これにつきましては、年間で約50万程度の費用が掛かっております。また、伐採等につきましては、年間で300万程度というような費用が掛かっている状況でございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。今、2点目のトヨタ周辺の歩道については緑地かどうかというご質問ですが、周辺の道路については緑地ではございません。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(山口  亨君) 土木建設課長です。済みません、おくれました。縁石等も損傷している状況だが、樹木を取り除き、植樹帯を──済みません、歩道を活用してはどうかということでございます。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) 違うよ。違う、今の。質問内容が違う。 ◯議長(島本 昌典君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(山口  亨君) 土木建設課長です。今後の維持管理ということでございますが、今後の維持管理につきましては、道路も、狭隘の道路のところもございます。また、樹木が生い茂っているところもございますので、また再度、そういう部分については調査をして、対応を考えていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) 大体わかりました。  色んな形で、職員の方々も、トヨタ周辺、見てあると思いますし、現状をよく把握されて見て頂きたいと思います。  歩道に移植をされている街路樹ですか、トヨタ九州従業員の方々、また、関連の企業の方々は、もう通行面、安全面が、物すごく非常に視界が悪いというお話が出ております。  また、大型車の屋根の部分、それからドアミラーに樹木が当たり、中央線をはみ出して通行を行わなくてはならない状況であるというふうに、お聞きをしております。  それと、トヨタ九州、陸上部の選手の方々も、周辺の歩道が狭く、また、歩道に樹木等が立っている状況では、練習の安全面にも障害があるため、宗像市へ練習場所を変えられているという状況の意見が出ております。  管理者として、今後の対応をどのように進めることが望ましいと思われるのか。トヨタ九州従業員の方々、関連企業、地域、市民の安全をどうお考えすべきかということをお聞きします。 ◯議長(島本 昌典君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(山口  亨君) 土木建設課長です。宮田団地周辺でございますけども、大体360本程度の植樹がされております。この植樹につきましては、当時、地域整備公団が植栽をしたものというふうに考えております。そこで、先程申しましたように、現地を再度確認をいたしまして、緊急性のあるところから、随時、検討をして参りたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) 検討すべきじゃないんじゃないですか。今、私が質問をしていることは。安全面を考えれば、必要性がないんであれば切るべきじゃないんですか。方向性を示して下さい、きちっとした。  よく所管同士、現場を見られて、もう写真、ここ、持ってきているんですけどね、見してあげてもいいんですけど、本当に視界が悪いです。それと、練習になりません、選手は。それと、我々が歩くのにも、結果的に木がありますんで、歩道の役目をしておりません。よく周囲を確認されて、実行に向けた考え方で進めて頂きたいと思います。必要性があるとお考えですか、今の樹木は、街路樹は。 ◯議長(島本 昌典君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(山口  亨君) 土木建設課長です。私も、現地に行って、ずらっとまた、車もそうですけど、また、歩行でずっと周辺を確認いたしました。  状況的には、やはり根が浮き上がったり、いい状況ではありません。すぐに全体をというのは難しいかもしれませんけども、予算の範囲内で改善をして参りたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) 管理者として現状をよく把握されて、お考えをして頂き、市民の安全、トヨタ九州の従業員の方々の安全を守るべきじゃないかというふうに、考えておる次第でございます。  続きまして、トヨタ九州の電柱の件でちょっとお伺いをさせて頂きます。  管理者の歩道に、電柱が多く、このごろ立っているんですよね。その件について、所管課のほうにお伺いをさせて頂きました。そしたら、答えは、パソコン上、九電から申請が出れば、2メートル幅ありますので、申請者から提出があれば問題はありませんとのことでございました。  私から言わせれば、3日も4日も掛かる申請場所でもありませんので、本市から15分程度で確認が行ける場所ですけど、現場確認は行かなくていいんですかとお聞きいたしました。必要性はないと。  それと、その中で、地元の有力者、地元リーダーの許可も得ていますので、行政管理者として歩道に電柱を立てるのは、何も問題はありませんということでございました。  が、しかし、歩道幅が1メートルしかない歩道に電柱を立たせる許可を出された管理者へ伺います。事故等が発生した時の管理対応、それから、電柱を立てた管理者でございますので、その管理地の対応は、各所管ごとに十分検討されて、結果的に電柱を立てさせたのか。その辺について協議は十分なされて、新しい電柱が93本立っております。その辺について、所管ごとの協議内容は、どういうふうな協議内容で電柱を新設させたのか。 ◯議長(島本 昌典君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(伊藤  剛君) 土地対策課長です。電柱の占用許可申請につきましは、年間400本以上の申請がございます。電気事業者が、事前に地元自治会と同意を得まして申請されておりますが、基本的には、申請書類で確認を行いまして、関係部署、土木建設課等々と協議を行い、現地が狭隘の場合、又は設置場所が構造的に協議の必要な場合などについては、現地に赴いて確認を行っているという状況でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) 現地確認は、全然行っていないんですか。 ◯議長(島本 昌典君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(伊藤  剛君) 土地対策課長です。今、申しましたように、基本的には申請書類で確認をしておりますが、狭隘な場所、又は危険な場所、設置場所が構造的に協議の必要な場所については、現地に確認に行っております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) このトヨタ周辺の歩道に、今までに立っていない路線に、新規に93本立っております。僕は、内容について、それと経費、経路等について、どうしてあの位置を定められた、申請が出たのに対して許可を出されたのか。管理者として、歩道に電柱を立てさせる許可を出されたのは、各所管の協議内容よ。どういうふうな内容で結果的に、いいですよという考え方で立てられたのかということです。  それで、僕が思うのは、2年程掛けられて、赤木大谷線の歩道整備工事が行われております、約1億5,000万程掛けて。せっかく整備を行われて、歩道も本当にきれいになって、安全面、景観面もよくなったという、皆さん、感じられていたところに、電柱が立っているんです。  僕が思うのは、宮若市の歩道は、電柱を立てるための歩道なんですかと。市民及び周辺、従業員の方々の安心・安全が保たれないというふうに、私は思うんですが。 ◯議長(島本 昌典君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(山口  亨君) 土木建設課長です。歩道の関係でございます。  歩道は、歩行者の通行のために構造的に区画された道路でございます。歩行者の安全・安心を守るための施設となっております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(伊藤  剛君) 土地対策課長です。先程言われました、新規に歩道を設置されて、そこに、何故電柱を設置するのかという、確かにご指摘のとおりでございますが、新規や移設等で電柱等を立て込む場合につきましては、申請者より、道路区域又は行政財産へ優先的に立て込む申請が出されます。  歩道の幅員としましては、歩行者で0.75メートル、車椅子で1メートルを確保できるというのが許可条件にしておりまして、最低でも、1メートル以上確保するというところを九電には、電気事業者にはお願いしているところでございます。それによって設置をしておる訳でございます。  もちろん、自治会の同意も得ている訳でございますが、ただ今、言われますように、新しいところに何故立てるかということにつきましては、そこしか、現地を確認しましたけれども、設置場所が、そこが一番よかったと。現地のほうで、九電のほうがそこに立てたということでございます。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) 環境面とかいうことも、よく考えられた中で協議をして、位置決定をなされたということですか。  それと、今、ご答弁で、歩道の幅が、結果的に電柱を立てて、残り70センチ程度あれば大丈夫というようなお話のように聞こえましたが、現状1メートルしかないんです、これは、歩道。1メートルしかないようなとこに、電柱を立てさせる許可を出したちゅう所管が、僕は何を考えているのかなというふうに思うんですよ。  残りは、もう60センチあるかないかですよ。自転車、通って当たった時の管理責任は、どう考えられているんですか。 ◯議長(島本 昌典君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(伊藤  剛君) 土地対策課長です。今、言われます残り60センチと言われているところは、恐らく残りが、グレーチングが設置されている場所ではないかと思います。  歩道幅としましては、そのグレーチングにつきましては、歩道用のグレーチングを設置しております。そこについては現地のほうを確認しましたが、1メートルを超えていると、残りの幅員が、というふうに考えております。  また、管理責任でございますが、事故等の内容によって、管理をどこでどう責任を負うのかということもあると思いますが、基本的には、通行する方々の安全性を確保するという観点からも、今後の対応はとしまして、自治会とも協議を行いまして、前向きに検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) 私、非常に景観が悪いと思うんですよ。ああいう形で、今まで立っとったんやったら何も違和感ございません。現状、立っていないとこに、歩道の狭いとこ、それから右左に、あんだけ立っております。  トヨタ周辺の環境については、もう側面に、環対、笠松環境対策会議の中で、もみじや桜の木、のり面に移植をされています。これは、トヨタ九州さんの方々、関連企業の方々も、多くボランティアで参加され、トヨタ九州周辺の環境をよくしようという形で、環対の方々が率先して地域の環境を守るという考え方で、植樹をされております。笠松環境対策会議にも、その電柱を移設するというお話を通されていますか。 ◯議長(島本 昌典君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(伊藤  剛君) 申し訳ございません。今、言われます笠松環境対策会議には、恐らく話はされていないと思います。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) もう少し、僕が、こういうふうに強く発言をすることは失礼かと思いますが、地域の安全を守ることが一番大事、そのためには、地域に環境対策会議、色んな方が、その関係の方がいらっしゃいます。地元のリーダー、有力者が許可を出したから、出していますから、電柱は立ててもいいという許可を頂いていますんで、何も支障がありませんとか、管理者としてはおかしいんじゃないですか、発言が。僕は、そういうふうに、実際に所管に行った時に感じた次第でございます。  ある程度、安全面を考えて、のけられるところはのけて頂き、そして、報告すべきことは報告しないと、後から、環対からも苦情が出ますよ。その辺をよく認識をされて、きちっとした対応をやって頂きたいと思います。  続きまして、済みません、市有地の管理状況の中について、ちょっと所管が違うかもしれませんが、教育委員会へお聞きをいたします。  本市の市有地の小中一貫校、この正門の前に、何か大きな樹木が移植されているように確認をいたしております。どういう考え方で、正門の前に3本の木を植えつけられたのか。桜の木じゃないですか、あれ。 ◯議長(島本 昌典君) 教育部長。
    ◯教育部長(有吉 光彦君) 教育部長です。今、ご指摘の小中一貫校を今、整備を進めている訳なんですが、校門の前、若干、緩衝地帯のようなところが、今、ございます。  校庭の、校庭といいますか、駐車場と県道の間に2メートル近い落差があると思いますが、その緩衝をするために、一部、土地の中に樹木を、高木を3本入れております。あと、残りについては舗装をしていると思います。その樹木については、ご指摘のとおり桜を植樹させてもらっています。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) どういうお考え方で、あの正門の前に、あの桜の木3本を植えられたのかということが、非常におかしいんじゃないかというふうに私は思うんですよ。  正門なんですよね。子供達の通学路なんですよ、ちょうど。石は大きくなりません。木は大きくなります。あれの落ち葉の管理、葉っぱが落ちた時の清掃の管理、それと消毒。あそこ、あの桜の木は、オコゼっていう虫がつきますよ。子供達、あそこの前を通って通学をなされると思うんですが、その辺もよく考えた中で植えられたのかということなんですよ。  景観云々じゃないんじゃないですか。景観がよくなるんであれば、花壇か何かのほうが、よっぽどよかったんやないですか。あんな大きな木、今後、根が大きくなって、歩道が膨れ上がり、落ち葉がたくさん落ち、虫が湧き、子供達が自転車通学、歩いて通学するのに、上空にオコゼ等がおって落下し、病院に運ばれないかん状況が発生するんじゃないかということで、お聞きをしているんですよ。今後、管理は、どういうふうな考えを持って植えられたのか。 ◯議長(島本 昌典君) 教育部長。 ◯教育部長(有吉 光彦君) 教育部長です。3本の桜の木が、何れやはりこれは大きくなるのは、もう議員ご指摘のとおりだと思っております。  もちろん、校門の前に植樹をさせてもらいましたのは、ちょうど緩衝地帯でもあることから、前面道路の歩道は確保されております。それから奥に植樹をしますので、直接、歩道にかかることはないんですが、これは、もちろん、木が大きくなれば、その可能性はありますので、今後、消毒或いは害虫対策等も含めて、適正に教育委員会のほうで管理をしていきたいというふうに考えております。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) よく考えられてやらないと、校舎の中のどっかの一角に、こっちが今度、体育館を建てるとか、正門っていうのは、やっぱり子供達が毎日通学してきます。安全面を考えれば、何も植えないか、逆に四季を感じた花壇的なものをつくって、子供達に花を植えさせるとか、そういう感じのほうがよかったんじゃないかというふうに思って、質問をさせて頂いております。よくお考えになったほうが、今後の維持管理の予算等にも支障が生じないというふうに私は思います。  済みません、2点目の遊休土地の活用方針、今後の管理状況について伺わさせて頂きます。  遊休土地の活用検討、毎年、同じような施政方針の内容と感じておる次第でございます。民間のノリタケ陶器9.7ヘクタール、また、市有地の四郎丸5.3ヘクタールとのお話もあっておりましたが、本市の施政方針の遊休土地の活用面積は、どれぐらい考えられているのですか、これ。 ◯議長(島本 昌典君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。遊休土地の面積ということでお尋ねですが、遊休土地につきましては、先程申しました、議員言われましたノリタケの跡地と、ふくれんの前の市有地等を考えております。  そのほかに、民有地では、上大隈地区とか、あと鶴田地区、また桐野地区に、民間で開発された土地がございます。そういった土地を、済みません、集計面積はちょっとわからないんですけど、工場適地という形で情報を持ち合わせております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) いや、いつも、こういうその方針の内容なんで、僕はお聞きしたいのは、本市が積極的に企業誘致を考えるお話が、常にあっておる訳なんですよね。  本市が独自の企業誘致の方針、内容、どの位置を示され、PRを行う考えを持っておられるのかということなんですよ。  面積がどれぐらいありますよ、位置はどこですよと、本当に本市の遊休地を活用されるんであれば、きれいな図面なりとか位置なりとか、提案を出されなくてはいけないんじゃないですか。 ◯議長(島本 昌典君) 総合政策部長。 ◯総合政策部長(吉田 順一君) 総合政策部長です。今、まちづくり推進課長が申し上げましたけども、工場適地をご案内するについては、磯光の工業団地については、もう完成された工業団地ですので、誘導看板等で案内をしております。  今、申し上げました遊休地については、まだ、遊休地であって工業団地、或いは企業誘致の場所として、きちっと整備をしたものではございません。  また、それぞれ先程、まちづくり推進課長が申し上げた民有地が持っている土地、この民有地が持っている土地に、公共の費用で案内をするかということは、これは、少し民有地でありますから、公的資金で案内はすべきじゃないんやないかなというふうに考えています。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) いや、私達が、端的に今、施政方針の活用方針の内容を聞けば、本市の遊休地を活用するという受けとめ方なんですよね。例えば今、四郎丸に5.3ヘクタールあるって口頭で言われるんやなくして、掲示板を出すなりとか、トヨタ九州周辺にどれぐらいの面積があるのか、これ、ちょっと今から聞きますけど、やっぱ看板っていうのは、これはもう行政が出せないものではないと思うんですよ。  本市の工場誘致的なものは、この位置が何ヘクタールありますとかいうような掲示をされても、しかるべきじゃないかと思うんですよ。企業側からも、不動産側からも、本市の企業誘致の積極性がみえないというお話も出ております。  何故かちゅうと、ここはありますよ、あっこはありますよって、仮造成的なものでもできるように管理体制をきちっとやって、見て頂いて、ああ、いいなというようなPRをやらなくては、僕は、いけないんじゃないかというふうに思いますんで、もう少し考えて頂くべきじゃないかというふうに思います。  それで、質問を申し上げます。  トヨタ九州周辺の緑地の面積は大体どれぐらいあるのか。それと、緑地としての必要面積、それと緑地以外で使用できる面積はどれぐらい、本市は所有してあるのか。 ◯議長(島本 昌典君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。トヨタ周辺ということで、宮田団地の緑地の関係ですけども、緑地の面積は、宮田団地が特例団地ということで、18万9,620平米です。  工場立地法で、緑地については20%以上を確保するというふうになっておりまして、その内、宮田団地につきましては、宮若市のほうで11%強の分を所有しております。残りの9%程度を各企業に案分して、緑地を設けてもらうようになっております。  したがいまして、緑地外、例えば宮若市の緑地を仮に整地した場合が、という場合になれば、各企業さんが、今、宮若市が11%、持っていますので、その緑地率が減れば、例えば10%とか8%とかに落ちれば、各企業さんが、その落ちた分をそれぞれ案分して負担頂くようになりますので、緑地が余っているというか、そういうことではないというふうに考えています。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) いや、私から感じれば、非常に余っているんじゃないかと。範囲内を全部精査されて、どの面積が緑地の範囲内か、どの範囲内が緑地以外の面積なのかというのは、きちっと把握をして頂き、何故かといいますと、現状、不法投棄等も、トヨタ九州周辺の市有地に、このごろ行われ、バイク等、色んなものを撤去された経緯をおわかりですか。 ◯議長(島本 昌典君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 最近の事例については把握はいたしておりません。トヨタ九州周辺につきましては、笠松地域環境対策会議で、年4回のクリーン作戦を今、行っております。その段階で、その時に、確かに議員ご指摘のとおり、周辺の不法投棄等は存在はしているのは把握はいたしております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) せっかく緑地以外の土地が私はあると思っています。それと、市のトヨタ九州周辺の市有地、これの管理状況が非常に悪く、バイク等、色んなものが不法投棄され、本市の環境対策課が、多分、片づけにいかれていることだと思います。  もう少し市有地の遊休活用、企業誘致に向けた活用をトヨタ九州周辺が、一番、企業誘致に対して立地している場所ではないかというふうに思いますので、その辺をよく緑地外、使用できる面積等を把握され、仮造成的なものも考えた中で、遊休土地の活用方針を進めて頂ければというふうに思います。  もう一つあったですね、済みません。2点目の施政方針について伺います。  個性豊かな快適な生活のまちづくりについてでございます。市営住宅長寿命化、この文面も、施政方針に毎年、同じように感じている状況でございます。市営住宅は、長寿化とのことでございますが、外装を塗りかえることの対応だけで、十分、その対応できるんですか。 ◯議長(島本 昌典君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(塩川 順一君) 建築都市課長です。長寿命化計画の中で、計画的に改修をしていくというサイクルを持って対応をしております。維持管理する団地につきましては、塗りかえだけというよりは、下地、当然、亀裂やクラック等、下浮き等が発生してきております。こういったものを早期に下地から対応してやりかえ、また、それに伴って塗装をやりかえて、修繕のサイクルを延ばしていく、こういうような形でライフサイクルコストを保つということで、安価で対応するちゅうことで、長寿命化計画で進めております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) この耐用年数が過ぎている市営住宅は、何棟ぐらいあるんでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(塩川 順一君) 建築都市課長です。市営住宅21団地ございます。この中で耐用年数が全て経過している団地が、板深団地、下有木団地、勝負尻団地、水越団地、益山団地、あと若宮のほうの向田下、緑ヶ丘、竹原団地となっております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) 21年度に、住宅マスタープランが作成をなされている。市長答弁では、24年度というようにお聞きをいたしましたが、安全性が確保される居住環境の実現ということで、災害に強い住宅の普及、地震から生命・財産を守るためにというようなお考えで、色々と文言が載っておりますが、耐震が行われている住宅に、市民が、今、おっしゃった板深とかこういうのは、全部耐震が行われていないんじゃないですかね。こういう方に安全性を考える中で、まだ住み続けて頂くんですか、これ。 ◯議長(島本 昌典君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(塩川 順一君) もう耐用年数を過ぎております、先程申しました団地につきましては、新たな入居募集を停止しており、用途廃止等の手続を行って、除却という方向に進めております。それによりまして、管理コストの削減に努めているという状況でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) もう少し市民の安心・安全を守るためには、要するに、市営住宅の市民の方は危険度が高い訳なんですよね。その危険度が高いとこに、ずっと住んで頂いとって、本当に市営住宅の快適な生活環境と言えますか。  それと、多くの予算で本年度も解体等の提案が出ております。それと、市営住宅の色んな一覧表を見させて頂いております。  こういう板深地区とか、もう新笠松とか、その下有木ですよね、ああいうとこの市営住宅を一括する方向性っていうのを考えられていないんですか。  私が、やったら、もうああいうとこは、市民の市営住宅、住んである方に、市の方針として決めて解体をし、企業誘致にするような考え方を持つんですが、住宅審議会では、どういうふうなお話が出ておるんですか。 ◯議長(島本 昌典君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(塩川 順一君) 今、おっしゃいますように、かなり老朽化した団地に、特に板深、下有木、勝負尻、新笠松団地につきましては、将来的には集約をして建てかえるちゅう方向が望ましいのではないかという、一つの検証はしておりますが、経過戸数がこの4団地で240戸という数字になりまして、莫大な又事業費等も掛かります。  その中で、当面、今のストック、既存住宅を活用する団地を進めていきまして、公営住宅制度につきましては、公営住宅法1条の中で、国と地方公共団体とが協力して、住宅に困窮される低額所得者層に対しまして、低廉な家賃で生活の安定、社会福祉の増進という形で、住宅の確保が、配慮が必要な低所得者層の居住のために必要な役割としますので、現状の対応で進めております。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) もう同じことを何度も言えば失礼だと思います。申し訳ないけど、200戸足らずで大丈夫なんですよね。240戸とおっしゃってますけど、現状の世帯数は、もう200戸ぐらいしかないんですよ。空き家ばっかりなんですよ。ただ、住めますよ、ただ、管理してますよという、これ戸数言ったら失礼になりますから言いません。  それと、この板深、下有木、勝負尻、新笠松の面積、板深だけで1,600坪、下有木で4,800、勝負尻で6,220、新笠松、9,350程坪数がございます。こういうとこ程、住宅審議会として、老朽化している、市民の安心安全を守る住宅を一本化され、そして企業誘致に向けた考えを進めるべきと私は常に考えておりますが、行政側はどうお考えですか。 ◯議長(島本 昌典君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(塩川 順一君) 色々土地の活用につきましてはご意見がございますと思いますけど、市営住宅を供給する立場から申しますと、今現在、住んである方、空き家は確かに増えてきております。その中で、今、住んでいる居住者の衣食住と申しまして、住まいは居住の安定のためにも必要な場所となりますので、当面、今の市営住宅の役割を果たしていく必要があると考えております。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) もうそしたら聞きましょう。今現状、板深とか、新笠松、それから旭ケ丘ですか、年間の修理費、管理費はどれぐらい掛かってるんですか。 ◯議長(島本 昌典君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(塩川 順一君) 建築都市課長です。今、おっしゃられました板深、下有木、勝負尻、新笠松団地の年間の維持管理費、修繕費等でございますが、板深団地につきましては、26年度の実施額でございますが、板深団地が32万6,000円、下有木団地が120万1,000円、勝負尻団地が42万9,000円、新笠松団地が313万円という状況でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 7番、神谷議員。 ◯議員(7番 神谷喜久雄君) これ周囲の整備関係、草刈りとか、色んなものは入ってないんじゃないんですか。もうこれ以上聞きませんが、もう少し市民の、市営住宅に住んでおられる市民の方々の安全を考えるのであれば、一本化した計画をし、そして快適な生活を保たれる、市民の安全を守ることが一番大事と行政側は常におっしゃっております。深く考えて、いち早い市営住宅の一本化対策に向けて協議を進めて頂きたいと思い、一般質問を終わります。 ◯議長(島本 昌典君) それでは、これにて神谷議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(島本 昌典君) ここで10分間休憩いたします。                  午後2時52分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後3時02分再開 ◯議長(島本 昌典君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、吉崎議員の質問をお受けいたします。15番、吉崎議員。 ◯議員(15番 吉崎 順一君)〔登壇〕 15番、吉崎です。皆さん、お疲れと思いますが、久しぶりに、宮若市が誇らしく思うような出来事がありましたね。ハートフルの前と、本庁の入り口に、金賞受賞とね。農業部門につきましては、非常に寂しい思いをしておった訳ですが、何か、誇らかしいような気分になりました。  そこで、本市の農業政策について、お尋ねします。  1点目、農業観光振興センターについて。  2点目、特産品について。  3点目、農産物のブランド化について、お伺いいたします。よろしくお願いします。 ◯議長(島本 昌典君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、吉崎議員から、本市の農業施策についてというご質問に対しまして、ご答弁を申し上げます。  まず、1点目の農業観光振興センターについてでございますが、同センターにつきましては、第1次宮若市総合計画後期基本計画において、重点施策、特産品等の販売促進施設の整備として掲げ、平成25年度に、農業観光振興センター整備検討会議を立ち上げ、既存の施設でありますドリームホープ若宮を、リニューアルする形での整備基本計画を策定いたしております。  これを踏まえまして、平成26年度に基本設計を策定しておりまして、平成27年度には、実施計画を行う手順で計画を進めておりましたが、用地取得やリニューアルによらない方法も視野に入れた検討をすることといたしまして、一定の期間をかけまして、計画の見直し、検討を行い、よりよい施設整備を行って参ることといたしております。  次に、2点目の特産品についてでございますが、これにつきましても、重点施策として掲げまして、特産品開発等に取り組まれております宮若じまん振興会への支援等の取り組みを、進めているところでございます。  平成28年2月末現在では、宮若じまん振興会が認定しております商品は、56品目でありまして、生産者直売所での販売のほか、イベントや催事販売、ギフトセット、インターネットを利用した販売が行われている状況でございます。  また、本市で、ふるさと納税を行っていただいた方への返戻品のメニューの中にも、認定商品を加えておるところでございます。  3点目の農産物のブランド化についてでございますが、本市の主要産業でもある農業については、競争力向上に向け、付加価値の高い特産品などの開発や、農産物の販路拡大による収益力向上が、必要と考えております。  宮若産のお米や、トルコギキョウ等については、市場においても高い品質が認められておりまして、今後も、宮若ブランドの確立を図るため、福岡県やJA等の関係機関、団体等とともに、商工や観光を含めた連携を行い、販路拡大に努めてまいりたいと考えておるところでございます。
     以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) それでは、再質問をお受けいたします。15番、吉崎議員。 ◯議員(15番 吉崎 順一君) まず、1点目の農業観光振興センターについて、基本的に、既存の施設はある訳ですが、基本的な考え方、もとになっている考え方について、お伺いいたします。何点ほど、基本的に、こことここだけはというようなものを、具体的にお示し頂きたいと思います。 ◯議長(島本 昌典君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 農業観光振興センターにつきましては、宮若市第1次総合計画におきまして、ドリームホープ若宮、それから、脇田温泉、西鞍の丘総合運動公園、スコーレ若宮を中心とした地域を、農業観光交流拠点と位置づけさせておりますので、その中核となる施設が、農業観光振興センターというふうにしております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 15番、吉崎議員。 ◯議員(15番 吉崎 順一君) その位置づけを、私は、お伺いした訳ではない。その持たせる要素、農産物の直売所に、お客さんが見えますよね。これに、お客さんは何を求めて、そこにお見えになるんですか。こういった、どういうものを求められているかということを、ちょっとお尋ねしようとですが、ありましたら。 ◯議長(島本 昌典君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 農業観光振興センターにつきましては、機能としては2つあると思います。  まず、1点目は、名前のとおり、農業観光振興センターでございますから、まず、農産物の販売等、PRも含めまして、あると思います。  それと、あわせまして、観光振興センターでございますから、宮若市の観光情報等を含めたPR機能、この2つが、基本的な施設の機能ではないか、というふうに考えております。 ◯議長(島本 昌典君) 15番、吉崎議員。 ◯議員(15番 吉崎 順一君) 宮若市のほうから考えると、そうでしょうが、来られている方からすると、若干違うんじゃないかなちいう気がします。  と申しますのは、私共、前任期の時に、3か所ほど、道の駅等、直売所を視察に参りました。皆さんも、ご承知だと思いますが、佐賀県に、三瀬峠を越したところに、マッチャンちゅうて、民間の直売所がある。ここ、1回、テレビで紹介されましたけど、年間売り上げが7億だそうです。3億5,000万が、加工品だそうです。ここ、行ってみようとちゅうことで、行ってみました。それこそ、建物は、つぎはぎ、つぎはぎなんですよ。一部分は、ビニールハウスのようなところがあります。仕切りは、全くないですよ。そして、大きな、こんな釜で、2基ほどで、惣菜をつくられよるんです。煙は、室内に充満しよります。煙くて、しょうがないようなとこです。食堂の土間は、本当に土間なんです。石ころが、ころころ転がってます。椅子は、杉の丸太を、椅子の高さにカットしたやつ。それで、下が、平らやないですから、ころころ、座り心地が悪いちゅうか、揺れる訳です。子供、遊びよります、その上に乗って。それで、はかり売りで、仕切りがないで、透明のビニールが、のれんみたいにかけてあります。それが、すすけて真っ黒なんですよ。それでも、お客さんが多いとです。こういうとこを、視察されましたですか、1回でも。  行って見て、私、思いましたよ。何が、そんなに人を引きつけるんですかね。何も、わだかまりなく、飛び込んでいける。それから、新鮮な農産物がある。そして、割合、広いスペースがある。自由に、時間を過ごせるんです。  今の宮若の施設に、買い物が終わっても、子供を遊ばせたり、自由に時間を過ごせる場所がありますか。ないでしょう。  だから、基本的に、どういう施設にしますかって、お聞きしたのは、そういうとこなんです。お客様が、何を求めて、そこに来るんですかと。外部委員会で立ち上げられましたけど、私達が、ここと、ここと、ここは行ってほしいなと思ったとこへは、1か所も、視察に行ってないです。はっきり言います。ただ、絵に描いて、自分達が、絵に描いたレールのとおりに、ああ、これがいいですねって言わせるための視察ですから、本当に都合が悪いようとこ、見せんでしょう。  ゆっくり、何キロか走ると、立派な道の駅があるんです、施設の新しい。川の横で、それは、若宮の施設よりもはるかにすばらしいとこです。でも、そこは、余りにぎわってなかったんです。何でかなちゅう、不思議でなりません。  そこに、若干、考え方が違うところがあるんじゃないかなって。そういう施設に、まちの人が出てくる場合の、求めているものと、私が、こんなものがいいんじゃないかと思うものに、差があるとやないかなち思ったんです。施設は、決して、高級な建物でなくていいと思います。広いスペースがあって、ゆっくりくつろげる場所、食事ができて、ある程度の時間をそこで過ごせるような施設。  それで、私達議員も、レストランの機能を持たした直売所が欲しいちゅうことは、多くの方から、意見として今まで出てきていると思う。そういうものを組み入れた施設にしてほしいなと、私自身、思ってますので、どんなふうですか。もう少し、そこに来られる方のアンケートなり、何なりをしっかり勉強されて、基本的に生かして頂きたいなと思います。 ◯議長(島本 昌典君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。今、議員、ご指摘のとおり、これまで色々と、農業観光振興センターについては、ご議論をいただいておりました。その中で、今、言われましたとおり、簡単に食事ができる場所等につきましても、機能を持たせるべきだということで、平成26年度に基本計画を、当時、立てさせて頂きまして、その中に、食事スペースのコーナーも、設けるようにいたしておりました。  これまで、検討されてこられました各機能につきまして、当然、今年度、また、見直しをさせていただくようにしておりますので、そういった機能につきましては、含めながら、検討を進めさせて頂きたいというふうに、考えております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 15番、吉崎議員。 ◯議員(15番 吉崎 順一君) 行政としては、脇田地区の、今の施設の近くにというふうに考えられている、ということですね。  決して、あの地域が悪いとは言いません。あの地域に、よく似た地域に、みなみの里は、正しくそのような、山手のほうにあります。  しかし、ただ、私が気になるのは、トヨタ九州に、多くの方が、工場視察等に、当市はお見えになってるんです。ところが、昼食するとこが、宮若市にない訳です。それで、ほとんどの方が、宗像市のほうに、出てあるんじゃないかなと思います。  そういったことを考えると、もう少し、今の施設は今の施設でいいから、もう少し、交通量の多い、今度、県道が交差する、金生のとこに橋が掛かります、黒目橋のすぐ上に。あの付近に、場所を変えてもらったらいかんのやないかなちゅう、私は、思います。  それで、こういう場所がいいんじゃないかということを、議員を初め、多くの方々が、山口のほうにもありましょうし、ほかの地域に、是非、この地域につくってほしいちゅうようなところは、あるんじゃないかと思うんです。自薦、他薦を問わず、市民の広い意見をお聞きになって、将来的に、交通量の一番多い、市民も便利がいい、外部から来られる人も便利のいい場所に、つくられたらどうだろうかと思いますが、どんなふうでしょうか。 ◯議長(島本 昌典君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。農業観光振興センターにつきましては、同じような答弁の繰り返しになるかもしれませんけども、基本的に、総合計画におきまして、ドリーム、それから脇田温泉、西鞍の丘、スコーレを中心とした地域が、農業観光交流拠点として、新市総合計画でも、位置づけられております。  その中の中核となる施設が、このセンターでございますから、基本的には、既存の地域を含めた、その周辺地域での整備というふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(島本 昌典君) 15番、吉崎議員。 ◯議員(15番 吉崎 順一君) これは、観点の違いっちいいますか、物の見方の違いだと思いますので、これ以上、押し問答することはないと思いますけども、十分、やはり配慮を願って、考えてほしいと思う。  それと、以前、若宮町の時に、色々既存の施設は、問題を抱えてる、抱えるちゅうか、問題を起こしましたっちいいましょうか、そういったことで、運営方針についても、是非、見直しをしてほしいと。  うちの市長も、多分、そうだろうと思いますが、行政のトップの方は、第三セクターでして、うまくいってる施設はないよと言われます。もう有田町長さんの時から、そうでした、ずっと。それで、ドリームは、切り離しにかけて、3億5,000万売り上げたから、もう、町の行政の援助は要らんだろうから、独立してやんなさいと、法人化して。そういうスタンスで、来ていたものです。そういうものだと、私も、思っていました。  ところが、県内に、いいとこあるんですよ。昔の豊津町、国府の郷です。ふるさと創生資金の8,300万が、自力でしてらっしゃる。第三セクターですから、地元のJAと、町と、商工会、正しく第三セクターで始められたんです。8,300万で、初年度から、3億5,000万ほど売り上げたそうです。  毎年、1,000万、町に返しよりますってらっしゃる。どういう名目で返すかってったら、寄附金ちゅう名目で返しよりますから、8,300万は、優にもう超していますということなんです。  この第三セクターのトップが、町長さんです。理事が、副町長、JA、商工会、生産者の代表が、1人なんです。それで、役員報酬は、無報酬だそうです。毎年、黒字が出てると。それで、赤字の出るようなとこに、色々援助して、大変、助かってますちゅうことですよ。  それで、あの通りに、基地のある築城ちゅう町があります。あそこが、2年前ぐらいに、新築しました。やはり、物産館です。ここも、第三セクターなんです。  それで、やはり、自分達は、農業生産して、そこに出荷して、いい目に遭いよるんですから、当然、行政に返す部分は返す。そして、また新しく、色んなことをしていただくというのが、基本原則じゃないかと思いますので、こういうところもありますんで、視察されて、いいとこはまねされるべきではないかと思います。  この点については、ご答弁は頂きません。 ◯議長(島本 昌典君) 続けて下さい。 ◯議員(15番 吉崎 順一君) 最初が終わりましたんで、次に進ませて頂きます。  特産品について、どのような特産品が、今まで検討され、評価を受けたものがありましたか、お知らせ願いたいと思います。 ◯議長(島本 昌典君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。本市の特産品につきましては、今、市のホームページで紹介しているものにつきましては、追い出し猫、それから、米焼酎の若造、宮若三十六歌仙絵復刻版、若宮みそ、宮若の米、瀬川菓子舗のケーキ、それから、野菜、果物、タケノコ、卵となっております。どれも、特産品として、当然、自信を持って市外にPRできるものと思っております。  これまで、どんな特産品が、過去、賞はとったかということでございますが、例えば、追い出し猫につきましては、過去、全国商工会連合会の賞をいただいて、特産品としてされております。  それから、花卉類につきましては、トルコギキョウが、農林大臣水産賞ですか──を受賞をされております。  ごく最近ではございますけども、先程、議員がおっしゃられました、お米につきましては、これが、金賞を受賞ということで、食味コンクールで、金賞を受賞ということで、されております。  今、把握してるのは、それぐらいでございます。 ◯議長(島本 昌典君) 15番、吉崎議員。 ◯議員(15番 吉崎 順一君) 私も、知らなかったんですが、国際食味コンクール金賞受賞ということですね。正直言って、びっくりしました。  このびっくりした賞なんですが、17回目ちゅうやけん、私達も、えらい知らんまんま、えらい年が過ぎとったんやねと思いましたが、ちょっと説明を、できたらお願いをいたします。 ◯議長(島本 昌典君) 農政課長。 ◯農政課長(谷口  忠君) 済いません、農政課です。突然、振られましたんで、びっくりしておりますが、米の食味分析鑑定コンクール、言われますように、今回、賞をとりましたのが、第17回目です。  主に、今まで、東北地方で開催をされてまして、入賞をしたのがコシヒカリ、主にコシヒカリです、といった米の品種です。それも、魚沼産とか、もうそこら辺が、メジャーになっております。  今回も、そこら辺が多く、九州からは2件、たしか2件だったと思いますけど、今回、安河内さんが、にこまるで、金賞をとられたということになっております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 15番、吉崎議員。 ◯議員(15番 吉崎 順一君) にこまるちゅう品種について、お伺いしたいんですが、どういう品種なんですか。 ◯議長(島本 昌典君) 農政課長。 ◯農政課長(谷口  忠君) にこまるという品種ですが、今回、県の奨励品種ではないということです。米については、県が、奨励はしてないということです。  今現在、県が奨励してるのは、コシヒカリ、夢つくし、元気つくし、ヒノヒカリなどとなってますが、にこまるについては、県がまだ奨励をしてない。  たまたま、今回、数種類、こういった種類を品評会に持っていって、食味計で計測していただいた結果、にこまるが一番いい評価を受けたということになっております。  これは、蛇足になるんですけど、今回、補正予算によりまして、食味計の購入をお願いしております。これを購入いたしまして、今後の活用方法としましては、食味計をもちまして、今、言いました県の将来品種の改良等を行いまして、よりおいしいものをつくっていき、これで金賞がとれるような、将来的には、金賞がとれるような米づくりをやりたいというふうに、考えております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 15番、吉崎議員。 ◯議員(15番 吉崎 順一君) 福岡県が開発した品種は、夢つくし、元気つくしですね。つくしと名のついたものが、福岡県が開発してるんですね。コシヒカリについては、私と余り年が変わらん。これは、太平洋戦争で、福井県が開発した品種が、もう、なくなったんじゃないかちゅうことらしかったんです。コシヒカリのルーツちゅう記事を読みまして、70年ぐらいたってますよ。今の食味のいい米は、ほとんどこのコシヒカリですね。コシヒカリの交配品種なんです。コシヒカリが、何で交配したかちゅうたら、農林1号と農林22号なんです──の交配で生まれてきた品種。熟期の色が、非常にすばらしい色をしていると。だから、関係してきた職員の方が、そっと持ち帰っていた分が、戦争でなくならんで、たまたま残ったと。運の強い品種ですねちゅうことが、書いてありました。  福岡県が、つくっていないんですね、ヒノヒカリ、奨励品種してらっしゃると。これ、九州の種なんです。20数年前につくっております。片親は、コシヒカリなんです。これと同じ品種なんです。  そこでできたにこまるは、温暖化対策用の良食味米です。ランキングでいうと、特Aなんです。 ◯議長(島本 昌典君) ちょっと、吉崎議員、質問になってないようになるので、ちょっと改めて、もう少し的確に質問を出していただけませんか。 ◯議員(15番 吉崎 順一君) はい。特Aなんです。福岡県の夢つくし、何になっていますか、ランクは。 ◯議長(島本 昌典君) 農政課長。 ◯農政課長(谷口  忠君) 済いません、今、その資料お持ち合わせしておりません。わかりません。 ◯議長(島本 昌典君) 教えてあげて。15番、吉崎議員。 ◯議員(15番 吉崎 順一君) もう、何もかも言います。Aなんですよ。何で、私達は、うがった物の見方をしておるかもしれませんが、県が開発した元気つくしを普及させるために、ヒノヒカリとの対比のほうが、元気つくしを進めやすいと。にこまるだと、やりにくいと、にこまるのほう、すぐれてるから。  そういう気がしてなりませんが、今後、宮若市が、金賞を受賞したにこまるを普及させて、にこまる、どういう対応をされるつもりか、ちょっとお聞きしたいです。県が、奨励していませんから、今のところ。 ◯議長(島本 昌典君) 農政課長。 ◯農政課長(谷口  忠君) 農政課長です。先程、吉崎議員が言われますように、にこまるについては、県は、奨励をしておりません。しかし、つくるなとは言ってないですね。米の種の入手が、ちょっと難しくなってはおりますということだけです。つくるなとは言わないし、農協も、とらないとは言わないということです。ただ、奨励品種ではないので、皆さんがつくってはないというのが、今の現状だというふうに理解しております。  以上です。 ◯議長(島本 昌典君) 15番、吉崎議員。 ◯議員(15番 吉崎 順一君) 過去、にこまるは、今年はいいですよっち、農協から言うてきたんです。それで、何人も注文しました。ところが、断られました。何でですかっち、いよいよ種もみ配布するようになって、断った理由は何ですかって言ったら、こう言いました。飼料米ならいいですよ、食用に植えてもろうたら、困りますよっち。これなんですよ。  そんで、県の動きに対して、私、物言いたいと。いいものはいいもの、同じ試験場でつくったとで、ヒノヒカリだけ何で奨励して、こっちは奨励せんか、長崎県は、奨励しとるやないかっち。あえて、言う機会がないから、こういう場で言いよる訳です。決して、農政課のあなた方を責めよる訳ではございませんが、そういう事情があるちいうことを十分考えて、頑張ってもらいたいと思います。  あとはもう、答弁は要りません。(「しようがない」と呼ぶ者あり) ◯議長(島本 昌典君) 終わるんですか。(「もう一つある」と呼ぶ者あり) ◯議員(15番 吉崎 順一君) もう一つある、ブランド化について。 ◯議長(島本 昌典君) 続けて下さい。15番、吉崎議員。 ◯議員(15番 吉崎 順一君) もう一つ、残っちょりました。ブランド化について。  農業問題について、色々視察をいたしました。そしたら、鳥取県では、ナシ、それからイチゴの高設を、地方創生の事業に乗せてやってる。これは、もう桁外れに規模が大きいんです。  それから、委員会視察に行きました高梁市ですか。あそこでは、トマトとピオーネかな。ピオーネ、これ、いいとかなちゅうて、首をひねりましたけども、これぐらい収益が上がりますよちゅうことまで出してあります。住む家まで提供して、定住化政策の柱としてされておりました。  総合政策部の部長さん、是非、そういったことができるか、できんか、今後の課題として研究して頂きたいと思う。  もう色々長くなりますんで、みんな、早うやめれ、早うやめれちゅうごとありますから、ここで終わります。検討をお願いいたします。 ◯議長(島本 昌典君) いいですか。それでは、これにて、吉崎議員の質問を終了いたします。       ────────────・────・──────────── ◯議長(島本 昌典君) ここでお諮りいたします。  冒頭で申し上げましたように、本日の一般質問は、15番、吉崎議員の質問で終了したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(島本 昌典君) ご異議なしと認めます。  それでは、これにて、本日の会議は終了し、残る質問については、明日、23日にお受けすることにいたします。  本日は、これにて散会いたします。                  午後3時32分散会       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃ 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃   平成28年 3月22日                           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                宮若市議会議長  島本 昌典           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                会議録署名議員  安永 友則           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                会議録署名議員  茅野  勝           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Copyright (c) MIYAWAKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....